中国サッカーバブルは終焉

英BBCが中国サッカーバブルは終焉すると報道
2017/01/22(日)
中国のプロサッカー「中国スーパーリーグ」で今年3月のシーズン開始から、1チームのこれまでの外国人枠を大幅7人から5人に、試合に出場できる外国人枠も5人から3人に減らす方針であることが分かった。英BBCが報じた。

これは中国スーパーリーグが移籍する外国人選手を爆買いした結果、昨年は英・プレミアリーグの1億4900万ユーロ(約193億1300万円)を超える推定約1億5500万ユーロ(約200億9000万円)に上るなど巨額の移籍金及び高年俸が支払われているためだ。

今回の外国人選手枠規制で、「中国のサッカーバブルは終焉する」とBBCは報じている。

中国スーパーリーグは数年前から、国外の実力選手を獲得。

この傾向は年々強まり、圧倒的な強さを誇る広州恒大の年間予算は500億円ともいわれる。

このため、他のチームも補強のために、札束を積み上げている、江蘇蘇寧がチェルシーのラミレスの獲得に支払ったとされる移籍金は3300万ユーロ(約42億7700万円)。

河北華夏はローマのジェルビーニョ獲得に1800万ユーロ(約23億3300万円)。

インテルのフレディ・グアリンを獲得した上海申花は1300万ユーロ(約16億8500万円)と大金を投じている。

このほかにも、山東魯能泰山はブラジル王者コリンチャンスからDFジウ(移籍金約11億円)、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が監督に就任した北京国安も、コリンチャンスからMFレナト・アウグスト(同約10億円)を獲得している。

プレミアリーグや各国代表になったスター選手も、中国スーパーリーグの巨額の年俸に魅かれて、中国入りするようになっている。

しかし、このような各チームの巨額投資に待ったをかけようと規制の強化に動いたのが中国サッカー協会だ。

今年初め、規定を改正して、外国人選手枠を縮小することを発表。

各チームの外国人選手数を7人から5人にし、1試合に出場できる選手枠も5人から3人に変更した。

協会は「各チームの中国人選手数を増やすことで、試合に出場できる中国人選手の数が増えることになり、中国人選手が活躍する機会が増える」と規定改正の理由を説明する。

しかし、これを額面通り受け取るファンは少ない。

中国の場合、なにごとも中国共産党が決定することから、ネット上では「中国指導部が現在推進している腐敗撲滅や贅沢禁止令の延長だ。

特に、習近平国家主席は中華主義の国粋主義者だけに、外国人によって、中国のサッカーリーグが乗っ取られているのが嫌なのではないか」や、「習近平は日ごろから『中国がサッカーワールドカップで世界一になるのが夢』とか言っているが、中国人選手重視ではいつまで経っても、中国のサッカーの実力は向上しない」などの意見が書き込まれている。

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