鳥取大雪

<鳥取大雪>

沿道住民、トイレ貸し握り飯配る
2017/01/24(火)
23日から降り続いた雪の影響で鳥取、岡山両県では幹線道路の数カ所で交通が遮断されるなど、混乱を来した。

車で立ち往生した人たちは公民館などで暖をとり、不安な夜を過ごした。関係機関が車両の移動や除雪作業を急いでいる。

24日午前7時までの24時間降雪量が84センチに達した鳥取県智頭町では、国道373号に身動きできなくなった車が4キロ以上の列をなした。

同県米子市の皆生温泉から大阪に戻る途中だったツアーバスの男性運転手(66)は、米子自動車道が通行止めとなったため一般道を経由して智頭町を通ったが、雪が深く、23日午後7時ごろには大型車のすれ違いが困難になり立ち往生した。

バスには観光客15人が乗車しており、運転手は「見通しが立たないため、お客様に『トイレは行けるか』と言われても返答できなかった。迷惑をかけ、申し訳ない」と話した。

午後11時半ごろ、町総合センターの避難所へ乗客を誘導した。

このバスとは別のバスも立ち往生に巻き込まれた。鳥取市に帰宅するため、23日午後に神戸・三宮から高速バスに乗った農業、徳本修一さん(41)は、約20人の乗客らと一夜を過ごした。

夜中、幼い女の子が熱を出すなど、体調を崩す人もいた。車内には水、非常食などの用意はなかった。徳本さんは「冬の長距離バスは非常時に備える必要がある」と指摘した。

一方、23日夜から立ち往生し、車内で一夜を過ごした男性(26)は「寒くて眠れなかった。早く解消してほしい」と疲れた様子で話した。

身動きできない運転手らに、373号沿いの住民らが自宅のトイレを貸したり、他の住民と協力しておにぎりなどを作って手渡したりした。

この男性も住民からおにぎりとお茶の差し入れを受け、「温かい食べ物で気持ちも和らいだ」と感謝していた。

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