コインパーキング

【コインパーキング】

駐車したら15万円!?各地の消費生活センターなどに相次ぐ

2018/12/04(火)

「あれ?こんなに払うの…」

コインパーキングに駐車し、用事を済ませ、

「さあ、出発だ」

その時、思わぬ料金を請求された経験はありませんか?

帰省に旅行に買い出しなど、年末年始はお出かけシーズン。

でも、コインパーキングの料金はいつもと違う場合があります。

トラブルを避けるには、どこに気をつければいいのか取材しました。

(ネットワーク報道部記者 木下隆児 田辺幹夫 藤目琴実)

「夜間料金として『夜10時から朝8時までは500円』と書かれていて、夜9時に車を入庫したら、夜10時以降も通常料金を適用された。

業者に確認すると、

『夜間料金になるのは、夜10時以降に入庫した時に限る』と言われた」(40代男性・東京都)

「駐車区画によっては割引されないことが車止めに書かれていた。駐車したあとは車の下に隠れるので気づくことができない」(60代男性・神奈川県)

中には、こんな相談も。

「年末年始の特別料金として、1週間で15万円を請求された」

平成25年度から横ばいだった相談件数は、昨年度・平成29年度には363件と増加に転じています。

ネット上にも怒りの声

ネット上でも、料金表示のわかりにくさに怒りの声が多数投稿されています。

“字が小さすぎて読めない!”

「国民生活センター」が相談事例を分析したところ、こうしたコインパーキングには、次のような特徴があるようです。

▼「24時間最大○○○円」などの「最大料金」という表示がされているケース。

多くの場合、「1回限り」や「24時間以降は通常料金」など条件があるということです。

しかし、ドライバーが条件を理解していなかったり、誤解していたりして、想定よりも高額の料金を請求されたというものです。

▼年末年始などに混雑時の特別料金が設定されるケース。

▼また、料金が特定の時間や曜日、駐車区画だけに適用されるケース。

文字が小さく、駐車場の奥にある看板や精算機にのみ表示されているなど、「わかりにくいこと」が原因でトラブルになることが多いようです。

また、最大料金が時間別に複数、設定されているなど、そもそも料金体系が複雑になっていることがトラブルを引き起こすことも。

このため「国民生活センター」は、11月、コインパーキングの事業者で作る業界団体に対し、利用者に理解しやすい料金体系を用いるほか、わかりやすい表示を徹底するよう求めました。

業界団体加盟は1~2割

一方、業界団体「日本パーキングビジネス協会」(以下、JPB)は、どう受け止めているのでしょうか。担当者に聞いてみました。

「真摯(しんし)に受け止め、協会の会員業者に対して、周知の徹底を図っていきたい。

協会としては平成26年にコインパーキングの料金の表示に関してガイドラインを作っている。

会員業者にガイドラインに沿って、わかりやすい料金の表示に努めるよう、改めて求めていきたい」(JPB担当者)

そのガイドライン、このように定めています。

料金の案内看板に表示する項目は、通常料金、最大料金、曜日、時間、特定料金、最大料金の繰り返しの有無、問い合わせ先、駐車場名、会社名(ブランド名)を必須。

文字の大きさは最低3センチ以上。

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