サウナで「ととのう」ワケ 

サウナで「ととのう」ワケ 世界初の研究始まる

2019/03/08(金)

 

サウナで快感を味わう状態を愛好家たちは「ととのう」と呼びます。その「ととのう」秘密を医学的に解明する世界初の研究が始まりました。

先月発足した「日本サウナ学会」。代表理事に就任した加藤容崇さんは、帯広の北斗病院と東京の慶応大学でがんの遺伝子検査を専門とする医師です。

その加藤さんが始めたのが、サウナが体に及ぼす研究。MEGと呼ばれる脳の活動を調べる機械でサウナに入る前と後を比較し、体に起こる変化を探る世界初の試みです。

北海道帯広市にある『北海道ホテル』で、学会オススメのサウナの入り方を加藤さんに教えてもらいました。サウナに入ったらまず、温泉のお湯を壁にかけます。ここの温泉は植物成分が多いモール温泉。森の中にいるような香りが楽しめるほか、輻射熱や空気の対流で効率良く全身を温めることができるそうです。

5分ほどでサウナを出たあとは、水風呂に。入ってほどなく、サウナ愛好家が「羽衣」と呼ぶ温かい膜が皮膚の表面にできるため、冷たさをあまり感じなくなるそうです。

脈が落ち着いて10秒経ったら、水風呂を出て外気にあたります。体をよく拭いてから外に出れば寒く感じないとのこと。

サウナ、水風呂、外気浴。これを3回繰り返すと・・・心が落ち着いているが、眠くなく覚醒している、いわゆる「ととのう」状態になるそうです。

記者「ととのうとは医学的にはどういう状態?」

加藤さん「今のところ何もわかっていなくて、それを解明するのが日本サウナ学会」

日本サウナ学会ではこれから膨大なデータを解析して「ととのう」メカニズムを解明し、究極のサウナ法を探っていきます。

加藤さん「サウナに入ったときに人間の身体はどうなるのか、何が身体に良いのかという研究は案外進んでいない。みんなにとって一番良いサウナの入り方を追及していきたい」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA