台湾と南朝鮮

台湾と南朝鮮

2018/08/03(金)

台湾は部族社会であり一体的な社会も全体統治者も事実上存在しなかった

部族というものは(国々がそうであるように)隔たりがあるからこそ部族にわかれている

そこにおいて、全体統治者は超部族的立場、仲裁者としての地位を獲得し得る

近似するのは分断統治における統治者の立場であり、また現代の地球における国連のようなものともいえる

台湾においてその立場に滑り込んだのが日本である

朝鮮半島は、朝鮮民族の国家が全体統治者として歴史的に成立していたので、これを無くすることは反発を生む

まあ朝鮮が日本だったのは1910~1945年と台湾より短いし、朝鮮の両班貴族の奴隷制度と民族性の酷さだよ。

それに尽きる。

台湾は日清戦争で日本が勝利し1895年に日本に割譲された島。(1895~1945の50年間)

その頃は中国(清)が見向きもしない険しい山ばかりの蛮族の島であった。

台湾は不衛生で毎年、皮膚病、ペスト、チフス、赤痢、天然痘や、台湾熱、マラリアあり、特にコレラは1895年に上陸した日本軍の1/3(1945人)が感染し64%が死亡するという酷い有様。

死亡率80%以上のペストには日本も苦労し20年以上掛けて疫病を克服する。

台湾はあの狭い島に20近い土着の部族が居て、中には首狩り族(カニバリズム有)もあり

初期は反乱したりまとめるのが大変だった。

何も無い島にダムや灌漑施設、鉄道、学校、大学、病院、上下水道、銀行等のインフラ整備、

日本の交番システムを使い地域の治安を良くし、田舎では交番の警察官も学校の先生も兼ねていたりした。

盗難や殺人ばかりの台湾が、夜に鍵をかけなくても大丈夫なくらい治安が良くなり、サトウキビや米作りで豊かになっていき台湾人の医師や知識人、技術者なども増え日本統治25年後位には自立した豊かな島となった。

明治天皇が台湾の新高山を詠まれた

「新高の山のふもとの民草も茂りまさると聞くぞうれしき」という御製に台湾人は感激し、明治神宮造営の際に大鳥居用の用材としてベニヒバの大木を伐りだし奉納していたという。

人民元が過去最長の8週連続下落へ、

人民元が過去最長の8週連続下落へ、1ドル=7元に迫る

2018/08/04(土)

→3日は公式取引終了時間直前に大手銀がドル売り-トレーダー
→7元割り込めば下げ加速、衝撃が各市場に広がる-コメルツ銀の周氏

3日の外国為替市場で、中国人民元は1ドル=7元の重要な節目に迫った。これは10年以上付けていない元安水準で、人民元は週間でも8週連続の下落へと向かっている。

この日の安値は1ドル=6.8965元。複数のトレーダーによると、公式取引終了時間の直前に少なくとも一行の大手銀行が積極的にドルを売り、人民元は急速に下げ幅を縮小した。

8週連続の下落となれば、中国が現在の為替相場制度を採用した1994年以降で最長になる。

アナリストらによれば、1ドル=7元は極めて重要な節目だ。さらなる急落がいっそうの売りと資本流出を促すことを恐れて中国当局が介入に動くポイントだと見られるためだ。

コメルツ銀行の新興国市場担当シニアエコノミスト、周浩氏(シンガポール在勤)は「投資家は人民元下落を予想するか中国の金利低下を見込むかの2つの取引に注目しており、人民銀行(中央銀行)が大規模に介入するまで人民元を押し下げ続けるだろう」と述べた。

「1ドル=7元の水準を割り込めば元安が急激に速し、さまざまな市場に衝撃が広がって株価にも打撃が及ぶ公算が大きい」と続けた。

上海時間3日午後5時27分時点の元相場は前日比0.53%安の1ドル=6.8745元で、2017年5月以来の元安。

公に話す権限がないとして匿名を条件に語った3人のトレーダーによると、一行の大手銀行がドル売りで1ドル=6.8960元から6.8600元までドルを押し下げた。

オフショア人民元は0.22%安の6.8962元。

人民元は貿易加重を基にした通貨バスケットに対しても、過去最安値付近にある。

この日の人民元相場の変動について人民銀行にファクスでコメントを求めたが、今のところ返答はない。

朧気に見えてくる「満州国」の浮上

2018/08/04(土)

朧気に見えてくる「満州国」の浮上。

「中国の株式市場が、時価総額が2日間で下落し6兆900億ドル(約680兆円)に目減りした。」

と言う事で、日本はまた世界2位に返り咲いたと言う。

まあまあ時期とタイミング、関東軍を考えて見れば、中国国内の「反共産党活動」が活発化していると言う事もあり、コレは中国の株式市場に投資していた「華僑系華人」がこの期に一気に習政権のハシゴを外しにかかっている可能性がある。

と言うのは、習主席側近(序列3位)が本音

「核、拉致問題で中国からあれこれと指図されることを極端に嫌う。大変苦慮している」

と言う事で、コレは日本国内朝鮮総連や、

「金正恩氏の母親が大阪在日血統」

そのつながりがある勢力、

「上記で習近平氏のハシゴを外そうとしている反共の華僑、国民党系」

が、

「中国の提示してくる『南北併合』の条件に反対していると思われる」

ASEAN地域安保フォーラム外相会議に出席し、良くテレビ出てて来る、少し見栄えの良い中国の王毅外交部長が、

「早急の朝鮮戦争の終結」

を望むのも、

「このまま交渉を引き延ばしても、中国共産党には、良い事は無い」

と言う憶測がかいま見えるかも知れない。

まあ、それでまた中国は在日が嫌いな韓国と話を合わせたい筈だ。

それで近々の韓国との交渉の日程があるのだと思う。

恐らく、在日は在日主導の朝鮮半島を望み、中国は中国共産党主導の朝鮮半島を望む筈だから、在日側は華僑側を引き込んだとも見え、「何というオルガナイザーだ」と言った感じもにも見える。

まあ、どっちにせよ、コレでは中国共産党もこれらの勢力には譲歩せざるを得ない筈だが、「在日本帝国」も日本人にも中々信用のおけない話ではある。

このまま交渉が長引けば、シンガポールの米朝会談で決めた、

・もし、北朝鮮との交渉が上手く行けば、米韓軍事合同演習を中止する。

・これからの交渉のベクトルとして、板門店宣言の再確認。つまり、南北併合路線。

・共同声明の文書には、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)の文言が無く、具体的期日等明記されておらず「これからそれに向けて~」と言った感じの様。

と言う様な交渉に水を刺す物とも捉えられ、若しかしたらあわよくば「トランプ大統領の選挙」に影響を及ぼしかねないが、恐らく日本の「在日勢力」はそこまで考えているのかも知れない。

なるほど、流石に金正恩氏、交渉事はしたたかである。

私には逆立ちしても無理だろうな。

まあ、私達には左翼の内ゲバにも見え、ネット民の立場では見守るしかないが、中国共産党と言うのも「人殺しを何とも思わない者達」には変わりは無い筈なのだが、このまま交渉が長引き、何も変わらないとなれば、何も変わらないと言う事だ。

しかし、中国には痛手になるかも知れないから、「時間が立てばあわよくば満州も」と言う感じの野心もあるとしたら、それは侮れない。

吸殻拾いの訓練受けた「カラス清掃員」

吸殻拾いの訓練受けた「カラス清掃員」初出動へ、仏テーマパーク

2018/08/12(日)

「カラス清掃員」初出動へ、吸殻拾いの訓練受け 仏テーマパーク

【8月11日 AFP】フランスの歴史テーマパークで、タバコの吸殻やごみをくちばしで拾うように訓練されたカラス6羽が来週、初出動することが分かった。テーマパークが10日、明らかにした。

西部バンデ(Vendee)県にあるテーマパーク「ピュイ・デュ・フー(Puy du Fou)」のニコラ・ドヴィリエ(Nicolas de Villiers)氏はAFPに、「単に(園内を)きれいにすることだけが目標ではない。

訪問客は概してきれいに保つよう気をつけている」と述べ、狙いは「自然そのものがわれわれに環境を保護するよう教える」ことを示すことでもあると語った。

訓練されたのはカラス科の1種のミヤマガラスで、ドヴィリエ氏によると「特に知能が高い」とされ、適切な環境下では「人間と意思疎通し、遊びを通じて関係を築くことを好む」。

カラスにごみ拾いをさせる方法として、拾った吸殻やごみくずを入れるたびに餌が出てくる小箱が使われるという。

中国で逮捕される日本の“スパイ”が急増、その理由と対策

中国で逮捕される日本の“スパイ”が急増、その理由と対策

横山 恭三

2018/08/08

最近の新聞報道によると、中国で長期拘束されている日本人が年々増えているという。

2015年以降、スパイ行為に関わったなどとして日本人8人が相次いで逮捕・起訴されている。

そして、本年7月10日には愛知県の男性がスパイ罪で懲役12年の実刑判決を、7月13日には神奈川県の男性がスパイ罪で懲役5年の実刑判決をそれぞれ受けた。

これら有罪判決を受けた2人以外にも、温泉開発の地質調査中に拘束された男性ら6人が逮捕・起訴されている。8人のうち6人がスパイ罪、2人が国家秘密等窃盗罪などで起訴されている。

菅義偉官房長官は、7月30日の記者会見で次のように述べるなど、日本政府は一貫してスパイ行為への関与を否定している。

「日本政府が中国に、スパイ行為に関与する民間の人を送り込んだという事実はあるのか」との記者の質問に対して、「我が国はそうしたことは、絶対にしていないということを、これはすべての国に対して同じことを申し上げておきたい」

日本の新聞各紙は日本人の動静しか報道していないので拘束された8人という数字が他の国々と比較して多いのか少ないのか分からない。

すなわち、中国で日本人スパイがそんなに多数活動しているのか、あるいは中国がことさら日本人を標的としているかが不明である。

官房長官の日本政府は今回のスパイ行為に一切関与していないという発言を信じるならば、今回身に覚えのないことで身柄を拘束された日本人にとっては青天の霹靂どころか恐怖と不安で生きた心地がしないであろうと推察する。

このように日本人が外国のスパイ対策などに関する法制に無知であるがゆえの不幸な事態に巻き込まれることは二度と起こしてはならない。

1.中国のスパイ対策に関する法制の実態

法律に関する格言に「法の不知はこれを許さず」というものがある。

例えば、日本で自衛隊基地を撮影しても罪にならないからといって、中国で軍事基地を撮影して拘束されても、「中国で軍事基地を撮影することが罪になることだとは知らなかった」では済まされず、スパイ罪で罰せられるということを肝に銘じるべきである。

そのためには、中国を観光または仕事で訪れる日本人は、どのような行為がスパイ容疑に該当するか、関連する法律を知っておかなければならない。

本稿ではその点に焦点をあて中国のスパイ対策に関する法律の要点を紹介する。

関連する法律には、刑法、国家秘密保護法、スパイ防止法および軍事施設保護法がある。

各法律の日本語版をインターネットで検索したが見当たらなかったので、各法律の関連条文の要点のみを筆者が翻訳し、以下に紹介する。翻訳の適否について大方のご教授を賜りたい。

(1)刑法(中華人民共和国刑法)

中国は、1979年7月1日制定の旧刑法典を1997年に全面改定した。

そして、2015年には一部改定した。

本稿に関連する改定箇所としては第311条がある。同条文では、これまで証拠提出拒否罪がスパイ犯罪のみであったが、今回の改定で、スパイ罪に加えてテロリズム犯罪と過激主義犯罪の証拠拒否罪へと拡大した。

関連する条文の要点は以下のとおりである。

ア.次のような国家安全に危害を及ぼすスパイ行為は、10年以上の有期懲役又は無期懲役に処する。比較的軽度の場合は3年以上10年以下の有期懲役に処する。(110条)

①スパイ組織に参加する又はスパイ組織若しくは代理人の任務を遂行する。

②敵に攻撃目標を指示する。

イ.外国の機関、組織、個人のために国家秘密を不法に入手し、それらを不法に提供する者は、5年以上10年以下の有期懲役に処する。

特に重度の場合は10年以上の有期懲役又は無期懲役に処する。比較的軽度の場合は5年以下の有期懲役、拘留、監視又は政治上の権利剥奪に処する。(111条)

ウ.戦時中に、敵に、武器、装備、軍用物資又は資金を提供した者は、10年以上の有期懲役あるいは無期懲役に処する。比較的軽度の場合は3年以上10年以下の有期懲役に処する。(112条)

エ.上記のスパイ行為等により、国家と人民に対して特別に重度の危害を及ぼした場合は死刑に処すことができる。(113条)

(2)国家秘密保護法(保守国家秘密法)

中国は2010年に旧国家秘密保護法を改定した。

改正法ではネット業者に対し、ネット上で当局が「国家秘密」と判断した情報の漏洩が発見された場合、ただちに配信を停止し、記録を保存して公安機関に報告することなどが義務づけられた。関連する条文の要点は以下のとおりである。

ア.次に掲げる事項について、その漏洩により国の政治・経済・国防・外交等の分野における安全及び利益が損なわれるおそれがある場合には、国家秘密に指定しなければならない。(9条)

①国家事務の重大な政策決定における秘密事項

②国防建設及び武力活動における秘密事項

③外交及び外事活動における秘密事項並びに対外的に秘密保護義務を負う秘密事項

④国民経済及び社会発展における秘密事項

⑤科学技術における秘密事項

⑥国家安全の擁護活動及び刑事犯罪の調査における秘密事項

⑦国家秘密行政管理部門が指定したしたその他の秘密事項

⑧政党の秘密事項で前項の規定に合致するものは、国家秘密に属する

イ.次の行為の一つを犯した者は、法律に基づき罰せられる。違反行為が犯罪となる場合は起訴され、法律に基づき刑事責任が問われる。(48条)

①国家秘密に属する物件(国家秘密?体)を不法に取得又は所有する

②国家秘密に属する物件を購入、販売、移動又は破壊する

③国家秘密に属する物件を秘密防護手順に従わず、通常郵便又は速達便などで送達する

④関連する当局の許可なく、国家秘密に属する物件を国外へ郵送若しくは配送する又は国外に携行若しくは移動する

⑤不法に国家秘密をコピー、記録又は(データ)保存する

⑥個人的な接触又は手紙のやりとりにおいて国家機密に言及する

⑦インターネットもしくは他の公共情報ネットワーク又は秘密保護措置が適用されていない有線若しくは無線によって国家秘密を送信する

⑧ 国家秘密を扱っているコンピュータ又は他の記憶装置を、インターネット又は他の公共情報ネットワークに接続する

⑨保護措置を講ぜずに、秘密情報システムと、インターネット又は他の公共情報ネットワークの間で情報を交換する

⑩国家秘密情報を保存又は処理するために、国家秘密を扱っていないコンピュータ又は他の記憶装置を用いる

(3)スパイ防止法(反間諜法)

1993年に制定された国家安全法(旧国家安全法)に代わるものとして、スパイ防止法(反間諜法)が2014年11月1日に第12期全国人民代表大会の常務委員会によって制定され、即日施行された。

同法の特筆すべき点は、第36条でスパイ行為を定義していることである。関連する条文の要点は以下のとおりである。

ア.本法が言うところのスパイ行為とは、次のような行為を指す。(36条)

①スパイ組織が実施する、その代理人が実施する、スパイ組織等から資金を援助された者が実施する、又は国内外の機関・組織・個人が結託して実施する、中華人民共和国の安全に危害を与える行為

②スパイ組織又はその代理人からの指示を遂行する行為

③海外の機関・組織・個人が、又は海外の機関・組織・個人が国内の機関・組織・個人と結託して、情報を不法に入手する又は不法に提供する行為

④中国の国家公務員を扇動、誘惑又は買収して国家を裏切るようそそのかす行為

⑤敵に、攻撃目標を指示する行為

⑥その他のスパイ活動

(4)軍事施設保護法(?事?施保?法)

1990年に制定された軍事施設保護法が2014年に改定された。

改正法では軍事施設の保護範囲の拡充や「軍事禁区」「軍事管理区」の定義の詳細化などが行われた。関連する条文の要点は以下のとおりである。

ア.次の建物、場所、設備を軍事施設とする。(2条)

①作戦指揮所(地上及び地下)

②軍用の空港・港・埠頭

③隊舎、訓練場、試験場

④軍用の地下壕・倉庫

⑤軍用の通信、偵察、航法及び観測塔並びに測量、航法及び航路標識

⑥軍用の道路、鉄道、通信回線及び送電回線並びに軍用の送油管及び送水管

⑦国境警備及び海洋警備の管理施設

⑧国務院と中央軍事委員会が指定する他の軍事施設

イ.軍事禁止区域保護のための禁止事項(15条)

①軍事禁止区域への関係者以外の人員、車両、船舶の侵入を禁止する

②軍事禁止区域における撮影、ビデオ撮影、録音、実地調査、測量、スケッチ及びメモを禁止する

ウ.次の行為には、「中華人民共和国治安管理処罰法第23条」(注)の規定が適用される。(43条)

①不法に軍事禁止区域及び軍事管理区域に入り、制止を無視する

②軍事禁止区域には入っていないが軍事施設から一定の距離にある軍事管理区域に入り、軍事施設の安全と効果的な使用に危害を加える行動を行い、制止を無視する

③軍用空港の保護区域に入り、飛行安全と空港施設の効果的な使用に影響する行動を行い、制止を無視する

④軍事禁止区域及び軍事管理区において、不法に撮影、ビデオ撮影、録音、調査、測量、スケッチ及びメモを行い、制止を無視する

⑤その他、軍事禁止区域及び軍事管理区域の管理秩序を乱し、軍事施設の安全活動に危害を及ぼしたが、状況が刑事処分の対象となるには軽微である場合

(注)第 23 条の罰則は、警告又は200 元以下の罰金で、情状が比較的重い場合は、5日以上10日以下の拘留と500元以下の罰金の併科である。

エ.次の行為に該当し、犯罪を構成すれば、法律に基づき刑事責任が問われる。(46条)

①軍事施設を破壊する

②軍事施設の装備・物資・器材を窃盗、略取又は強奪する

③軍事施設の秘密を漏えいする

④海外の機関・組織・個人のために軍事施設の秘密を不法に入手し、不法に提供する

⑤軍用固定無線施設の電磁環境を破壊し、軍用無線通信を妨害し、その影響が重大な場合

(6)その他、軍事禁止区域及軍事管理区域の管理秩序を乱し、軍事施設の安全活動に危害を及ぼし、その影響が重大な場合

オ.武装警察部隊所属の軍事施設及び国防関連産業の重要な武器装備に関する研究・生産・試験・貯蔵等の施設の保護についてもこの法律の規定が適用される。

以上が中国に行く日本人が最低限知っておくべき法律・条文の要点である。

2.日本が採るべき対策など

中国で長期拘束されている日本人が年々増えているという事実に対して日本はどう対処すべきか。

まず、日本人のスパイ・リテラシーを向上することである。筆者が考えるスパイ・リテラシーには3つの側面がある。

1つ目はスパイ活動(諜報、謀略、宣伝工作など)に対する理解力である。

2つ目はスパイ対策活動(防諜)に対する理解力である。

3つ目はスパイ活動の意義に対する理解力である。

諜報、防諜という用語は読者の方々には聞きなれないかもしれないが、旧軍で用いられていた。

そこでは諜報とは、その行為の目的を秘匿して行う情報収集活動であり、防諜とは、相手の我に対するスパイ活動を阻止・破砕する活動であり、防諜意識向上のための教育・啓蒙等(消極的防諜)と外国の非合法的な諜報活動等を探知・逮捕(積極防諜)から構成されるとされた。

3つ目のスパイ活動の意義は、国家の外交政策、防衛政策等の立案・遂行の前提条件は相手国の国情を知ることであるとされた。

すなわち、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」ということである。

諸外国では、スパイ活動は政府の通常の機能であると考えられており、そのため、行政機関の1つとしてスパイ組織を保有し、国外におけるスパイ活動を行っている。

戦後、日本ではスパイ活動のみならず諜報、防諜という用語が軍国主義を想起させるとしてタブー視しされてきた。それが今日の日本人のスパイ・リテラシーを低くしている要因である。

我が国でも「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」が衆議院に提出されたが廃案となった経緯がある。

戦後73年を経たが、いまだスパイ防止法は制定されていない。このような我が国の現状が国民のスパイ・リテラシーを低くしているのである。

早急にスパイ防止法を制定し、我が国において多数の外国のスパイが活動していることを公式に認めるとともに外国情報機関員等の非合法のスパイ活動を決して許さず、スパイを確実に逮捕するとい強い姿勢を明らかにすべきである。

そうすれば自ずと国民のスパイ・リテラシーは向上するであろう。

次に、外国のスパイ対策の実態を国民に教育・啓蒙することである。再発防止策の定番は事例紹介である。

しかし、今回、中国においてスパイ容疑などで拘束された8人がどのような経緯で拘束されたかが明らかにされていない。

政府は海外でスパイ行為とみなされる行為をしないよう教育・啓蒙を行っているのであろうか。

海外における邦人の安全確保は外務省の重要な責務であることは間違いない。しかし、外務省が発信している情報の中にスパイという用語は一語もない。

例えば、外務省安全情報の中に「撮影した対象が国家機密に触れた場合は重罪となる場合がありますので、決して興味本位でこれらの施設等を撮影しないようにしてください。」との注意喚起がある。

これでは、スパイ・リテラシーの低い日本人には、撮影した行為がスパイと見なされ、 最高刑が死刑であるスパイ罪で逮捕される恐れがあることまでは理解できないであろう。これはまさに「教えざる罪」である。

政府は、海外で無実の罪で逮捕・起訴される日本人を二度と出さないために、早急にスパイ活動(諜報等)、スパイ対策活動(防諜)およびスパイ活動の意義等について国民を教育・啓蒙しなければならない。

その前提としては我が国のスパイ活動やスパイ対策活動などの法制の整備が必須である。しかしながら、政府がこのような施策に着手するには時間がかかるであろう。

したがって、海外に出かける国民には、自らの安全を確保するために事前に訪問国の関連する法律を理解する努力が必須である。本稿がその一助となれば幸いである。

ギシギシ、ガリガリ、カチカチ

ギシギシ、ガリガリ、カチカチ。これ何の音?

せんべいは10キロ、フランスパンは30キロ、そして歯ぎしりが60キロから80キロ。これ、ものを噛むため歯にかかる重力です。

歯ぎしりにはこれだけ強い力がかかっているのですから、歯が欠けたり折れたりしても不思議でありません。

また歯がぐらぐらしたり、アゴがはずれたりすることもあるそうで、歯ぎしりを軽視しているとたいへんなしっぺ返しをくらうことになります。

ところで、歯ぎしりには三つの「型」があるそうです。

歯をすりあわせるギシギシ型、食いしばるガリガリ型、そしてカチカチ鳴らすカチカチ型。

ギシギシ型は虫歯のつめものが合わないことが主な原因、ガリガリ型はストレス、カチカチ型はその二つの原因が重なって発生するそうです。

それぞれの型をもった人が3人集まれば、歯ぎしりによる真夜中の大演奏会ができるかもしれませんね。

楽しい歯のお話「歯話」

魔の十字路は気道と食道の交差点

魔の十字路は気道と食道の交差点

咀嚼[そしゃく]された食べものをのみこむ運動を「嚥下[えんげ]」といい、食べものは喉[のど]を通って胃に送りこまれます。

液体は「飲」む、固体は「呑」むという字を使うようですが、敵を呑むは呑、清濁併[せいだくあわ]せ飲むは飲と使いわけもなかなかむずかしいものです。

飲至[いんし]、飲泣[いんきゅう]、飲徒[いんと]、飲涙[いんるい]、飲燕[いんえん]、呑吐[どんと]、呑声[どんせい]、呑恨[どんこん]、呑却[どんきゃく]、呑舟之魚[どんしゅうのうお]。

「咽」も「喉」も同じのど、双方とも口の奥で口偏がついています。

煙でむせるのは咽頭[いんとう]なので、烟[けぶ]ると書きます。

喉は口の奥でも声帯のある部分を指します。

喉自慢、喉鼓[のどつづみ]、喉笛[のどぶえ]、喉輪[のどわ]、喉頸[のどくび]、喉から手が出る、喉(喉元)過ぐれば熱さ忘れる、喉元過ぐれば鯛[たい]も鰯[いわし]もおなじこと、喉のしたから耳舐[なめ]る─などなど。

食べものが口のなかにあって、咀嚼運動をしているとき、上下の歯と歯は接触していないのが普通です。

ですから、食べものが歯と歯の間にあるときは、それほど強い力で噛[か]んでいないことになります。

そして、食べものが呑みこめる程度にかみ砕[くだ]かれ、すり潰[つぶ]され、だ液と混ぜ合わされてはじめて、上下の歯が接触するようになります。

嚥下するときには、やはり上下の歯が接触して、下のあごの骨が固定されて嚥下の準備が行われます。
まれに、上下の歯が接触しなくても嚥下が行われる場合もありますが、口を開けた状態ではスムーズに嚥下できないはずです。

すべての歯がなくなって、総義歯[そうぎし]も入れていないお年寄りで、歯ぐきだけで食べている人がいます。

成人の嚥下は三叉神経[さんさしんけい]の筋肉によって行われますが、歯のないお年寄りの嚥下は、顔面神経支配の筋肉によって行われます。

平均的な嚥下の回数は、食事以外の座っている時では1時間20~80回、横になっている時では12~60、睡眠時ではもっとも少なくなります。

食事中の平均嚥下回数は1分間9回、1日の総嚥下回数は1200~2400回と言われていて、かなり個人差があるようです。

上下の歯が接触し、下顎骨[かがくこつ]が固定されますと、食べものは舌の上に乗せられて後方へと送り込まれます。

食べものが喉を通るときに、喉仏のあたりがひょこっと上方に持ちあがるのがわかりますが、これは食べものが気管に入らないように鼻咽頭[びいんとう]を閉じ、喉頭蓋[こうとうがい]という蓋[ふた]を閉めるための運動でもあるわけです。

これは、人間の口においては、食べものの通る道と、呼吸のための空気の通り道とがいっしょになっているためなのです。

咽頭は、鼻から入った空気が、咽頭・気管・肺へと向かう気道と、口から入った食べものが、食道から胃へと向かう食道の交差点に当たるところです。

普通の哺乳類では、頭の後ろに首があり、口蓋垂[こうがいすい](のどちんこ)と喉頭の入り口の蓋(喉頭蓋)がほとんどつながっていて、気道と食道が立体交差になっています。

ところが、人間では直立の姿勢にともなって、口蓋垂と喉頭蓋が離れてしまい、気道と食道が平面交叉をしていて、食べものを呑み込むときは喉頭を引き上げて気道をふさぎ、一時的に呼吸を停止させなければならなくなったのです。

これに失敗しますと、気道に食べものが入り込み、激しくせきこむことになるのです。

咽頭における気道と食道の交差点は「魔の十字路」と呼ばれていて、人間が進化したことによって得たところの急所となっているのです。

出典 磯村 寿賀人

『おもしろい歯のはなし 60話』 大月書店

梨の実と歯痛

語こぼれ噺・梨の実と歯痛

江戸時代、歯が痛くなると口中医という現代の歯科医院のようなところで、主に抜歯をしてもらっていましたが、一般庶民には治療費が高く、通うことができなかったようです。

では、どうしたのか? 所謂、加持祈祷を行ったのです。具体的には、「九頭龍大神を祀っている戸隠神社(長野県長野市)で、歯を患った者が3年間『梨』を絶って参拝すると治る」という言い伝えがあり、信仰したようです。

戸隠神社に行くことができない江戸庶民は、梨の実に自分の名前と痛む歯の場所を、例えば「右上の奥から3番目」などと書いてから神社のある戸隠山の方角を向いてお祈りし、その後、梨の実を川へ流したと言われています。

では、なぜ梨の実を絶ったのでしょうか? 昔、梨の実に含まれている酸で歯が溶けると思われていたようで、また、梨の実を食べるとその酸によって歯が白くなるとも考えられていたようです。

現在では、梨の実に含まれているソルビトールはキシリトールと同じ糖アルコールの仲間で、むし歯菌の増殖を抑える働きがあると言われています。時代が変わると果物の立場も色々と変化するようです。

因みに、落語にこの「むし歯と梨の実」が登場するのは「佃祭(ウィキペディアが開きます)」という噺です。

余談ですが、梨の実は昔は亜梨(あり)の実と言いました。「なし」という言葉を忌み嫌ったためです。その他にも、「スル」という言葉も嫌って、「スルメ」を「アタリメ」、「すり鉢」を「当たり鉢」と言い換えていました。日本人は何て縁起をかつぐ民族だろうと、つくづく思いますね。

サルが最初に食べるのは

サルが最初に食べるのは

暑い日が続きスイカのおいしい季節になってきた。そこでスイカの話題を一つ。

「サルの目の前でスイカを割って与えると,どこから食べるだろうか?」人間と同じように赤い実か?
サルは木の葉や樹皮を食べるから皮なのか?それとも硬い種から食べるのか?

どれが正解だろう?この問題。

食育にまつわる講演会で話すと,誰もが興味を持って聞き入る。

人間と同じ赤い実か?それとも皮か? 硬い種から食べるのか?

正解は「種」である。

サルは,まず指で種をほじくって食べる。

種がなくなった後,赤い実にかぶりつく。

実はこの話を知ったのは,24年前。

「人間はなぜ歯を磨くか」(石川 純著 医歯薬出版)に書かれていた。

その時,これは本当の話なのか確かめたいと思った。

以来20年間。獣医師,生物学者,そして動物園の関係者に会うたびに質問してきた。その結果。「わからない。」「見たことがない。」「試したことがない。」という回答ばかりで確信を得ることができなかった。

やっと昨年,始めて「ズバリ!種です。」と答えられた方に出会った。北海道 旭山動物園の元名誉園長 小菅正夫氏である。さすが旭山動物園を世界一の動物園に仕立てた先生だ。

その理由。「一番栄養があるためです。」なるほど!スイカの種を考えるから,わからなかったのだ。考えてみれば,我々は多くの種を食べている。米,トウモロコシ,栗,大豆。

すべて種である。大豆を原料としたものには,味噌,醤油,それに豆腐がある。豆腐となれば,厚揚げも湯葉も元は種だ。種は,命をつなぐものであるから栄養が豊富なのは当然なのである。

ところで日本では,種なしスイカを作る研究が行われている。種を選り分けながら食べるのは面倒なためだ。しかし,中国では種を大きくする研究が盛んという。中国では,スイカの種を炒ったものを歯で割って食べる。

おやつとして食べるのだ。そのため中国人は,前歯の先がくぼんでいる方が多い。同じ種でも,国が代われば扱いが異なることがわかる。

おもしろ歯学

シギとサギのクチバシ

シギとサギのクチバシ

“シギ”と“サギ”と言えば,干潟など水辺に住むトリである。

名前は似ているが,“シギ”はチドリの仲間であり“サギ”はコウノトリの仲間だ。

シギは,体の割に長めのクチバシを器用に使いエサを探す。

そして種類によって,いろいろな形のクチバシを持つ。

真っすぐがあれば,上や下に反ったもの,さらにはヘラのようなものまである。

真っすぐなクチバシを泥の穴に突っ込み,ゴカイや貝をはさんで引っ張り出す。

上に反ったクチバシは水面の,下に反ったものは深い穴をほじくってエサを探す。

クチバシは,獲物によって変化するのだ。

さて,クチバシの長いシギをよく眺めると、目の前にアイラインが入っている。

どうしてトリにはアイラインがあるのだろう?さて,この理由が面白い!ヒトの目は、顔の前方にあるので立体視が可能である。

しかし弱い動物は、外敵に襲われないよう視野を広くする必要がある。

そこで,襲われる立場にある動物は目が顔の側方にあるのだ。

しかし,これでは立体視ができずエサを捕るのが難しい。

しかもクチバシが長ければ,なおさらだ。

そこでアイラインである過眼線(かがんせん)が登場する。

トリの目からこの線をたどって行くと,ちょうどクチバシの先に達する。

両方の線が交わったところがロックオン状態。

そこで,口を開ければエサを捕ることができる。

生物界は,かくも巧妙にできている。それでは,クチバシが上や下に反ったシギはどうだろう?そう!反っていても、過眼線の延長上にクチバシの先がある。

さてサギは,コウノトリの仲間であり大きな翼で飛翔する。

クチバシが長く,水中の小魚をエサにする。

ところが、“サギ”は”詐欺”なのである。

サギは過眼線の延長上には,クチバシの先がこない。

線の延長より下方に先があるのだ。どうしてだろう?ヒントは,“水中の魚を食べる。”にある。

そう!賢明な読者はお気づきのことと思う。

水の屈折率が影響するのだ。

サギが見ているのは虚像であり,実際にはその手前に魚がいる。

これがあらかじめ計算され,過眼線の延長とクチバシがずれている自然の巧妙さには,目をみはるばかりである。