ノーベル平和賞を受けた劉暁波(Liu Xiaobo)さんが、逝去

中国:劉暁波さん、中国と世界に永遠の遺産を残した人権の巨人

2017年7月14日[国際事務局発表ニュース]

ノーベル平和賞を受けた劉暁波(Liu Xiaobo)さんが、逝去した。

人権の巨人を失ったことは、深い悲しみである。

劉暁波さんは、知性豊かな信念の人であり、ウィットに富み、そして、何よりも思いやりにあふれていた。

彼は何十年にもわたり、中国における人権と基本的自由の促進のために、粘り強く闘ってきた。

発言を封じようとする中国政府からは、執拗で、しばしば残忍な攻撃を受けたが、決して屈することはなかった。

長年にわたる抑圧、迫害、投獄に対して、信念を曲げることなく闘ったのだ。

今は亡き劉暁波さんが守ろうとしてきたものは、今も厳しい状況にある。彼に対する最大の手向けは、中国における人権のために不断の闘いを続けることであり、彼の功績を決して忘れないことだ。

中国でも世界でも何百万という人びとが、国家の弾圧を前に、自由と正義のために立ち上がってきた。

彼らにとって、劉暁波さんの存在は大きな勇気と励ましであった。

計り知れない心の痛手を受けている妻の劉霞(Liu Xia)さんと家族に連帯の意を表したい。

劉霞さんは当局によって自宅軟禁に置かれ、監視を受けている。全力を尽くして、彼女に対する迫害を終わらせなければならない。

アムネスティ国際ニュース

2017年7月13日

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無視できない事だからなと

命を奪った忌わしき「民間療法」

小林麻央さん、標準治療を受け入れず…命を奪った忌わしき「民間療法」

2017/07/13(木)

デイリー新潮

■小林麻央さんの命を奪った忌わしき「民間療法」(上)

乳がんとの2年8カ月の闘いの末、天に召された小林麻央さん(享年34)。病院での再検査を急ぎ、標準治療を受け入れ、命を奪うことになる忌わしき「民間療法」を拒絶すべきだったのだが……。

 ***

去る6月23日、市川海老蔵(39)が自身の舞台公演の合間に、しかも予定時間を大幅に超える20分を掛けて訴えたかったのは、幸福とは何かということだった。

例えば、麻央さんがよく話していた言葉について問われ、時に震える声でこう答えている。

〈自分よりも相手のことを心配する優しさ。(中略)どこまでも自分よりも相手のことを思う気持ち。これがね。一番多かったですね〉

会見では出てくることはなかったが、心のうちに去来し、響いていたフレーズがあったはずだ。

あの過ちを消すことができるなら。あの日に引き返すことができたならば……。

事実、麻央さんが昨年9月に始めたブログには、こんな記述もあった。

〈あのとき、/もっと自分の身体を大切にすればよかった/あのとき、/もうひとつ病院に行けばよかった/あのとき、/信じなければよかった〉(9月4日)

ならば、彼女の病歴を振り返っておかねばなるまい。

■標準治療を受けず

2014年2月、PL東京健康管理センターで人間ドックを受けた際、左乳房に「しこり」が見つかった。

「精査すべし」と判断が下り、虎の門病院へ。診察を受けたところ、腫瘍の存在が確認されたうえで、

「若い女性に多い良性の乳腺線維腺腫に見受けられたようです。

全く問題がなさそうなら半年後と言うのですが、白黒はっきりしないので“3カ月後に来てください”と伝えたのです。

彼女のブログには〈「授乳中のしこりですし、心配いらないですよ。

半年後くらいに、念のため、また診てみましょう」と言われました〉と綴られていますが……」

と、虎の門関係者。

ところが、麻央さんは多忙だったためか、受診が遅れ、再検査を受けたのはその8カ月後だった。

「その時にがんが見つかり、針生検の結果、脇のリンパ節への転移がわかった。

比較的、進行が速かったけれどこの段階で治療に取りかかれば5年生存率は90%超。

当然、標準治療を勧めたのですが、麻央さん側は首を縦に振らなかったと言います」(同)

日本乳癌学会元理事長で帝京大医学部附属新宿クリニックの池田正氏が、こう疑義を呈する。

「標準治療とは、がんのタイプとステージを見て、手術と放射線、抗がん剤にホルモン療法、そして分子標的治療薬を組み合わせて治療していくものです。
麻央さんの場合、抗がん剤を先にやって小さくしてから手術するという方法もありました。

乳房を温存できればそうするし、無理でも再建という手がある。

ですから、標準治療を受けなかったのなら、その点は疑問です」

そもそも、乳がん自体は命に影響を与えるものではない。

しかしながら、それが他の臓器などへ転移した時に生命へとかかわってくる。
どうしても乳房を失いたくないという思いゆえのことだったのか。

いずれにせよ標準治療から遠ざかったのは事実だが、その理由は定かではない。

つまり14年10月から、16年6月9日にスポーツ報知が〈麻央夫人 進行性がん〉とスクープし、これを受けた会見で海老蔵が乳がんだと認めるまで、いや、その後も含めて、どこで何をしていたのか判然としなかったのだ。

■“気功”

例えば、がんもどき理論で知られる近藤誠医師のセカンドオピニオン外来へ顔を出していたと噂されたものの、当の近藤氏は、

「それは嘘だ。僕の言っていることに関心はあっただろうけど、少なくとも僕のところには来ていません」

と否定。

更に、「全身がん」で知られる女優・樹木希林が、自身が足繁く通うクリニックへの通院を勧めたと取り沙汰されたが、

「海老蔵さんとはご近所さんですが、交流はないのよ」

と樹木当人は言うばかり。

だが、ここへきてその一端が伝わってきたのである。

事情を知る関係者は、

「気功に頼っていたのです。いわゆる標準治療は全くしていなかったと言います」

と告白する。

気功……。

がん治療に対し、何ら科学的根拠のないこの療法へ夫妻をそそのかしたものは何か。

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特集「『小林麻央』の命を奪った忌わしき『民間療法』」より

「週刊新潮」2017年7月6日号 掲載

財務省の背任が決定的

土地払い下げ根拠のごみ、存在しないこと示す証拠公開…財務省の背任が決定的

2017/07/12(水)

森友の小学校建設を請け負った藤原工業株式会社のマニフェスト(資料1)が、市民団体「森友告発プロジェクト」の記者会見(7月7日)で公表された。豊中市の市議が行った情報公開請求を入手したものである。

これによって、2万tのごみが存在したというのは、虚偽であったことが実証された。そして、8億円を値引いた国や大阪府の背任行為が明らかとなった。

廃棄物の違法な処理処分を防ぐのがマニフェストである。

法人事業体は会計処理の報告にあたり会計監査の承認を得ることが必要だが、マニフェストの提出は廃棄物に関する最終承認活動といえる。

したがって筆者らは、近畿財務局による2万tのごみの算定に対して、マニフェストでどのように報告されるかを注目していた。

豊中市の事業ごみ指導課によると、今回マニュフェストで報告されている新築混合廃棄物は、校舎建設中に建設に伴って廃棄された建築材料や梱包材、木切れ、金属片などであり、同地に大きな金属の箱「バッカン」を複数個備え、いっぱいになると運び出したという。

運び出した回数は71回になり、合計重量が194tのため1杯分は約3tになる計算となる。

この新築混合廃棄物には埋設ごみは含まれていないということである。

では、埋設ごみはどうしたのかというと、埋設ごみは今も園庭にわずかであるが積み上げられているという。

その概略の容積は5m(縦)×5m(横)×5m(高さ:地上3m、地中2m)ほどで、土を含んだ容積でも125立方mぐらい(重量は200t未満)であると、豊中市の担当者は現場確認したうえで報告している。

本来なら今回のマニュフェストで報告されるが、校舎建設の最終段階で廃校の可能性が出て、園庭にその分を放置したという届けが、藤原工業から豊中市にあったという。

筆者らが豊中市への情報公開請求数百枚の中から見つけた資料は、さらに衝撃的であった。

大阪航空局も、「平成23年度大阪国際空港場外用地(0A301)土壌汚染深度方向調査業務報告書」は、12年度2月にこの資料を自ら作成し、近畿財務局や大阪航空局は、深部にはごみがないことを知っていたのである。

なお今回のマニフェストで報告されていた3m以深にごみが無いことは、少なくとも今年3月31日には、わかっていた事実である。

藤原工業がその時点でなぜ発表しなかったのか。

同社ホームページには、同社の顧客として近畿財務局の名がある。

自身がオーナーだった 

「グッチ裕三」紹介のメンチカツ屋、自身がオーナーだった 周囲からは苦情

2017/07/11(火)

さもしいと言うほかあるまい。

料理愛好家としても知られるタレントのグッチ裕三(65)がテレビのバラエティ番組などで浅草のメンチカツ屋を大絶賛。

おかげで、行列の絶えない名物グルメ店となったものの、食べ歩き客があふれ、他の店舗から苦情が出ているという。

しかも、このお店、実はグッチ裕三自身がオーナーで、そのことを隠して、宣伝していたのだ。
 ***
例えば、2016年2月15日に放送された「はやドキ!」(TBS系)にゲスト出演したグッチ裕三は、浅草新名物として「浅草メンチ」を紹介。

「子どものころ、肉屋さんでメンチを売っていたからよく食べたけれど、レベルが違うな」などと褒めちぎっていた。

遡って、14年5月1日放送の「ヒルナンデス!」(日テレ系)でも、“開運ツアー”というコーナーで、他のゲストにメンチカツを勧め、

「運が向いてきそうでしょ?」「勝負に勝つ! メンチカツ!」などと同じ店を取り上げている。

グッチ裕三が一押しする、その「浅草メンチ」は7年前、浅草寺に程近い伝法院通りにオープン。

バラエティ番組などで度々オンエアされたため、たちまち行列のできる人気店になった。

■ファミリー企業

ところが、その一方で、商店街のトラブルメーカーでもあるという。 

伝法院通り商店街振興組合の会長が明かす。

「オープン当初は閑古鳥が鳴いていたのにテレビで取り上げられてから、観光客や修学旅行生が押し寄せるようになりました。近くの店は行列で入り口を塞がれて、甚だ迷惑を被っている。さらに、メンチカツを揚げる油の臭いで客足が遠のき、売上が激減した服飾店まであります」

調べてみたところ、「浅草メンチ」を経営するのは「旨いぞお」なる会社。

代表にはグッチ裕三の妻が就き、グッチ裕三自身も役員に名を連ねるファミリー企業だった。

つまり、商店街の会長はむろんのこと、視聴者にも自分の店であることを秘密にしたまま、グッチ裕三は臆面もなくテレビでメンチカツ屋の宣伝をしていたわけなのだ。

そこで、彼に取材を申し込むと、代わって「浅草メンチ」販売会社の役員が書面で以下の回答を寄越した。

「テレビ局の取材が多いのは、グッチ裕三がやらせで取材をさせているかに中傷する方がいるとのことですが、そのような事実はもちろんございません。もともと、グッチ裕三の名前を一切出さないで、店舗経営に当たってきたものであり、お店にもグッチ裕三と関わりをうかがわせるようなポスターなども一切貼付等しておりません」

関係を隠して、公共の電波をPR利用している点こそが問題なのだが……。

ワイド特集「正邪の『昼顔』」より

「週刊新潮」2017年7月6日号 掲載

室町時代にラーメン?

室町時代にラーメン? 日本で最初の「中華麺」が存在した!

2017/07/03(月)

新横浜ラーメン博物館が今月14日、1階展示ギャラリーをリニューアルすることを発表した。

室町時代から現在に至るまでのラーメンの歴史を、新たにわかった新事実も交えて、様々な文献をもとに解明する。
 
これまでのラーメンの歴史では、水戸黄門こと徳川光圀が食べたのが最初とされていたが、今回、それより早い室町時代に、ラーメンのルーツとなる中国の麺料理が食べられていたことがわかったという。
 
中華麺の定義は「かん水」を使っているということ。

「かん水」とはアルカリ塩水溶液で、小麦粉に混ぜることで、しなやかさとコシを出し、発色をよくする効果がある。

この中華麺がなんと室町時代に食べられていたという記述を、株式会社イナサワ商店・会長である稲澤敏行氏が資料を見つけ、この度リニューアルする展示で紹介する運びとなった。
 
調査結果によると、室町時代のある僧侶が、中国書籍「居家必要事類」に記載のあるお酒や麺を調べ、そこに書かれていた「経帯麺」というものを来客に振舞ったことがわかったそうだ。
 
この経帯麺は、書籍に残されたレシピによると、最上小麦粉2斤、けん※(炭酸ソーダ)1両、塩2両を使うと書かれており、この作り方はまさに「中華麺」と言えるものなのだそう。

「かけ汁は任意である」として、スープの作り方に関しては書かれていないものの、現存する資料の中では、この「経帯麺」が日本で最初の中華麺と考えられるとのこと。

※正しくは「石」へんに「咸」
 
今回の展示リニューアルでは、室町時代から現在に至るまでのラーメンの歴史を、様々な文献をもとに解明。

特に黎明期と言われていた明治から戦前までのラーメンの歴史は、様々な発見があり、いかにして中国の麺料理がラーメンに変容していくかがわかるという。

翁長知事を支持する与党、過半数割れ

那覇市議選 翁長知事を支持する与党、過半数割れ 中立が多数 自民も増 

2017/07/10(月)

那覇市議会議員選挙は9日投開票され、即日開票の結果、城間幹子市政を支える与党の当選者は16人で、1議席を減らし、過半数には届かなかった。

野党は現有4議席から3議席伸ばし、7人が当選した。市政に対して中立を標榜する当選者が17人で最も多かった。

投票率は51・20%で、2013年の前回選挙より8・94ポイントを下回り、補選を除き戦後最低だった。

城間幹子市長の就任後、初めての市議選。翁長県政と協力する市長の与党が多数議席を維持できるかが焦点となっていた。

野党・中立勢力が与党の議席を大きく上回り、議会での攻防は激しさを増すことが予想される。与党が議席を減らし、城間市政に厳しい審判となった。

定数40議席をめぐり、現職31人、新人31人、前職3人、元職2人の計67人が立候補。

現職23人、新人14人、前職2人、元職1人が当選した。

県内政党は、来年11月の県知事選や市長選の前哨戦と捉え、各候補の支援に全力を挙げた。

県都で「オール沖縄」勢力の与党が過半数を獲得できず、翁長県政への影響も避けられない状況だ。

政党別公認は、自民12人、公明7人、共産7人、社民3人、社大2人、民進2人、維新2人、幸福1人。推薦は自民が2人、社民1人、維新1人。その他の政治団体から4人が立候補した。無所属候補は23人。

与党側は共産が7人、社民が3人、社大が2人、民進が1人当選。野党の自民は、7人が当選。中立の公明は7人が全員当選した。

当日有権者は25万5081人。男性12万1551人、女性が13万3530人。13万614人が投票した。

獣医が昔治療した“亀の患者”と森で偶然再会

「あの時助けていただいた亀です」 獣医が昔治療した“亀の患者”と森で偶然再会

2017/07/09(日)

米オハイオ州ローガン郡にある動物病院「Hocking Hills Animal Clinic」の医師が、以前に治療して自然に帰した「亀の患者」と森の中で偶然にも再会。

その特徴的な見た目の甲羅を持つ亀の写真をFacebookに投稿して話題になっています。

医師によると、数年前に病院にやってきたその野生の亀は、車との接触事故に遭って甲羅が割れてしまっていました。

そのため、その甲羅をファイバーグラスで修復する治療を施した後、近くの森に帰したそうです。

http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1707/08/miya_170708turtlepatient01.jpg

治療によって独特な甲羅を持つことになった亀さん( Facebookより)

そして先日、森を歩いている時に地面の葉っぱの中に珍しい模様があるのを発見して近づいてみたところ、まさかの再会。

医師はその驚きとともに患者が元気に生きていたことのうれしさを語り、「時には、獣医であることが最善のことになります」と投稿しています。

再会を記念して撮られた亀の写真では、特にヒビなどが入ることなく綺麗な状態のままの甲羅が確認でき、元気に過ごしていたことがうかがえます。

ちなみに治療方法についてはいくつか声があるようで、成長過程でデメリットがあるファイバーグラスの甲羅は外して自然治癒するべきといった声や、完全に育った亀なら今回の治療でも構わないなどの声があがっています。

日本のおコメは美味しいのでしょうか?

外国の方にとって、日本のおコメは美味しいのでしょうか?

2010/08/17

以前、漫画「美味しんぼ」49巻「タイ米の味」で、タイ人の女性が、

「あんなに粘ってべたべたしていて、香りのない米を食べているのは世界の中でも日本人だけです。日本の米を輸出しようと思っても、どこからも買ってもらえないでしょう。」

といっています。

確かに、日本以外の国で白米を食べると、もっとぱらぱらした感じだな。と思います。

もちもちで、粘り気のあるご飯が美味しいと思うのは日本人だけなんだな~。と、思ってきました。

でも最近は、中国から旅行にきた方が、日本の炊飯器を好んで買っていたり、
外国で、寿司が好まれるようになって、ちょっと疑問に思いました。

日本の炊飯器は、米がもっちり炊けるように作られているし、お寿司は粘り気のある米じゃないと、作れませんよね。

外国の方も、日本のもっちりしたお米を美味しいと思う方が、増えたのでしょうか?
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『美味しんぼ』は、食に関する無知や誤解・偏見の実例を持ち出し、そこから本題に進めるという手法をよく取ります。

無知や誤解・偏見の実例はかなり誇張した形で描かれています。

少しでも食に関心のある人なら常識として知っているようなことを、誰も知らない事実、驚愕の真実…のようなあざとい描き方をしているので、話半分として読むにが賢明です。

電池寿命に不安

電池寿命に不安 電気自動車(リーフ)の中古価格が暴落中

2017/07/07(金)

電気自動車、日産リーフの中古車価格が激しく下落している。2011年や2012年の初期モデルについていえば、30万円~40万円という超バーゲンセール。

新車時に325万円した2016年モデルの自動ブレーキ付きモデルすら110万円台で購入可能という状況。

日本の量販自動車で最も激しい価格下落を記録中である。

なぜ暴落か? 理由は簡単。

バッテリーの性能劣化のためである。

御存知の通りバッテリーの場合、使っていると性能低下する。

初期型のリーフで言えば、新車時に160kmほど走れたものの、今や100km以下になってしまった個体すら珍しくない。

エアコンや暖房を使うと、80km程度となり、近所の買い物以外使えくなってしまう。

リーフに乗っていると、確実に性能劣化を感じるだけでなく、遠からず自動車としての役割を果たせなくなり「ゴミ」になってしまう気分を味わうことになる。

最大にして唯一の解決策は「安価なバッテリー交換プログラムを作る」ことながら、日産自動車のDNAなのか、ユーザーのフォローをしない。

徹底的なユーザー目線を貫くトヨタと好対照と言って良かろう。

ちなみにトヨタはバッテリー寿命に問題を抱えていた初期型のプリウスに対し、バッテリーの生涯補償を打ち出した。

生涯補償の対象にならない初期型以外のモデルはクルマの寿命くらい長持ちするようになった上、交換用バッテリー価格を低く抑え、15万円以下で新品に交換できる。

同じ時期にハイブリッドを発売したホンダも当然ながらバッテリーは交換しなければならないが、生涯補償どころか、初期型インサイトを買った人の大半が、驚くほど高額のバッテリー交換費用を迫られることになったほど。

むしろ日産やホンダが普通でトヨタだけダントツに顧客のことを考えているのかもしれない。(国沢光宏)

そんな中、日産は間もなく新型リーフを発表する。新型の売りになっているのが航続距離の長さ。

大容量バッテリーを採用しており、新車時であれば普通に走って300km近く走れるという。

これだけ走れたら日常的な航続距離不足を感じないで済むと思う。

加えて日産ディーラーの大半に急速充電器もある。はたして売れるだろうか。

初期型リーフと中期型リーフの2台を買った私の場合、現状では新型を買う気にならない。

現行リーフに乗っている多くのユーザーも同じ気分だろう。

確実に性能が落ちていく愛車に乗っていると、日産から捨てられた気分になるからだ。

だからこそ現行リーフの中古車価格の低迷は止まらない。新車を買った人が3年後に下取りに出したなら、査定額の低さに驚くだろう。

もちろんリーフの人気や”買った後の安心感”を取り戻すことなど難しくないと思う。

適当な価格で(50万円以下ならOK)現行モデルのバッテリー交換プログラムをメニューに加え、ユーザーの信頼性を取り戻せばよい。

この件、何度も日産にお願いしてきたが、全く関心ないようだ。これをやらない限り新型リーフは成功しないと考える。

ただ電気自動車が次世代クリーンエネルギー車の本命であることは間違いない。

新型車の発売にあたり、もう1度戦略を抜本的に見直しユーザーの信頼を取り戻せるよう頑張って欲しいと思う。(国沢光宏)

防衛省にスパイが潜り込んでいるのは当然だ

「防衛省にスパイが潜り込んでいるのは当然だ」

http://hiroaki1959.at.webry.info/201602/article_20.html

泉一成・元東部方面総監の情報漏洩事件は不可解だと、以前、当ブログに書いたが、防衛省・自衛隊関連の不可解な事件・不祥事はこれだけではない。

「新潮45」3月号の時任兼作氏の記事「現役情報担当官が告発 防衛省内部にスパイがいる」によると、「この3年間だけに限っても、大きな不祥事が何件も続発していた」という。

(1) 2013年2月、情報本部に勤めていた60代の女性事務官のリュックの中から米国務省の定例記者会見を翻訳した文書が出てきた。

この女性事務官の背景を調べると、若いシナ人男性と交際していることが発覚。

中共への情報漏洩が懸念されたが、防衛省の調査は、なぜか途中でストップ。
女性事務官は注意処分になっただけで退職。

(2) 2013年3月、あろうことか次官就任直前の西正典防衛政策局長のパソコンがコンピューター・ウイルスに感染していたことが、在日米国大使館の指摘で発覚。

西氏のパソコンが何者かによって不正にアクセスされ、情報が抜き取られていた疑いがあるが、実際に被害が生じたか否かは公表されなかったので不明。

米国は、ウイルスチェックすらしていなかったセキュリティ意識の低さに呆れ、以後、西氏への情報提供は避けるようになったという。

(3) 2013年5月、統合幕僚監部特殊作戦室長を務めていた黒沢晃一・1等陸佐が参議院宿舎前でオートバイにはねられ死亡。

防衛省は黒沢1佐の行動について全く把握していなかった。

黒沢1佐は、特殊作戦群の作戦を計画・調整する役職に就いていたことから、誰かとコンタクトしているところを襲われたのではないか、重要な機密を所持していたのではないか、といった疑問が湧くが一切、封殺されてしまったという。

(4) 2015年7月、防衛省から内閣府情報保全監察室に出向していた神原紀之参事官が屋久島で遺体となって発見された。

登山道を歩いていて増水した川に誤って転落したというのだが、神原氏に登山の趣味はなかったという。

情報保全監察室とは、特定秘密保護法の施行に伴って設置された公文書管理の事務局で、神原氏は、秘匿性の高い機密情報に触れる立場にあった。

(5) 2014年5月、女子防大生のスパイ疑惑が発覚。

問題の女子学生は、日本に帰化したシナ人で実父と祖父母はシナに在住しており、筋金入りの中共スパイだという。

校外に工作拠点を設け、教官らを招いて色仕掛けで工作していたという。

件の女子学生は自主退学したが、いまだ在学している疑わしい(両親又は片親がシナ人)学生や既に卒業し、幹部自衛官となっている者もいるそうだ。

記事によれば、どの件も防衛省の調査はうやむや、処分は軽微で、同省の情報保全意識の低さと、事なかれ主義の悪しき官僚体質がみてとれる。

(2)の西氏は、昨年10月に事務次官を退職したが、在職中、米国との意思関係は上手く行っていたのだろうか。

記事が事実なら、米国の信頼を完全に失っていたようだが。

(3)については、事故の状況が不可解極まりない。

時間が午前2時前で、バイクを運転していたのが職業不詳の宮嶋某。

その後、宮嶋某の処分がどうなったのか知らないが、わざと黒沢1佐をはねた―殺した―可能性はないのか。

(5)については、防大校長からして親中派だ。

いまや防大は中共スパイの巣窟となっているのではないか。

時任氏によると、「防衛省内に“もぐら”(スパイ)がいるのではないか」と、警視庁公安部の人間に指摘されたとのことだが、むしろ防衛省や各省庁、大学・研究機関、民間企業、そして国会議員にスパイが潜り込んでいないとしたら驚きだ。

日本にはスパイを取り締まる法律がない。

各国スパイはやりたい放題なのだから、スパイしないほうがおかしい。

時任氏は、「防衛省は組織としての体をなしているのか」とまで貶しているが、それは防衛省に限ったことではあるまい。

スパイを取り締まる法律がない所為で情報保全意識が希薄になっているのは、あらゆる組織に共通していると思われる。

また、疑惑の調査や検証が徹底しないのも、全組織に共通しているのではないだろうか。

日本人の情報保全意識を高めるためにも、一日も早い「スパイ防止法」の制定が切望される。