テレ東『鑑定団』よりひどい

テレ東『鑑定団』よりひどい!他局の“レアアイテム鑑定企画”で紛失騒ぎ 「専門家が持ち逃げ」か?

2017/03/30(木)

昨年12月に放送されたテレビ東京系の人気番組『開運!なんでも鑑定団』で、国宝級と鑑定された中国陶器「曜変天目」について、複数の専門家から異論があり“ホンモノ・ニセモノ論争”が巻き起こっているが、別のテレビ局では「オタク自慢のレアアイテム鑑定」という企画が、急きょ白紙になっていたことがわかった。

その背後には驚くべきトラブルがあったようだ。

この企画は今春、ゴールデンタイムで放送されるバラエティ番組内の一企画として進められていたが「突如プロデューサーから企画のボツが伝えられた」とディレクター男性。

「理由を一切、伝えられない変な事態で、別のものをゼロから作らないといけなくなったんです」(同)

この企画では、アニメや鉄道、アイドルなど各種のオタクが、それぞれ所持するレアアイテムを自慢。

これを専門家が鑑定、その価値を競うというものだった。

それが企画中止となったことで、ディレクターは取材をした一部オタク男性に謝罪に行ったのだが、その場で「別のスタッフから理由を聞きました」と言われたのだという。

「担当者が理由を知らないのに、ですよ。その方は、スタッフを名乗る人間から電話を受け『鑑定で違法な模造品と分かり、警察が捜査中と言われた』と……」(前出ディレクター)

模造品疑惑の浮上に、ディレクターはテレ東『鑑定団』騒動を思い出した。

テレ東の番組では、徳島県のラーメン店経営者が出品した陶器について、出演の鑑定家・中島誠之助が「曜変天目」だとして、2,500万円の鑑定額を付けた。

本物なら12~13世紀に制作されたもので、完全な状態は世界に3点(いずれも日本が所有)しかないといわれ、4点目の大発見となったはずだったが、曜変天目の研究を続ける陶芸家ら複数の専門家から「どう見ても偽物。本物ならもっと高い値が付く」という指摘が相次ぎ、文化財指定に動いていた話も頓挫。

ただ、番組側は「鑑定結果は番組独自の見解に基づくもの」と、これ以上の鑑定にはノータッチを貫いた。

これは「所有者に協力しないと言われ、番組サイドは手の打ちようがなくなった」という番組関係者の話も聞かれたが、いずれにせよ専門家同士の言い争いに発展中だ。

しかし、前出「オタク自慢のレアアイテム鑑定」ではその後、本物か偽物かの論争以前の問題である可能性が出てきた。

「なんと預かったアイテムが行方不明になってしまったんです。おそらく企画中止もそのせいかと思います」(前出ディレクター)

スタッフは鑑定のため、事前にアイテムを専門家に渡していたところ返却がないままで、その専門家は「モノは普通郵便で局に送り返した」と言っているのだという。

「おそらく、これが企画消滅の理由でしょうね」とディレクター。

郵送トラブルでの紛失の可能性はあるが、謎が残るのは、所有者が受けた「違法な模造品だから警察が捜査に乗り出している」という怪電話。

ディレクターは「そんな電話をしたスタッフはいない」とする。

「正直、専門家がアイテムを盗んで、その方にウソを伝えて返還を諦めさせたとしか思えないんですが、その証拠がないまま。

本来は警察沙汰にするべきですけど、そうなると番組自体が転んでしまうので、プロデューサーはあまり公にしたくないんでしょう」(同)

鑑定に最後まで責任を持たないだけでなく、預かったアイテムを紛失するというテレビ局の大失態。

お宝鑑定番組の信頼が大きく揺らいでいる。

忍者の「水蜘蛛」

忍者の「水蜘蛛」、水面を歩く道具ではなく、浮き輪のように使っていた可能性

2017/03/15(水)

忍者を生み出した地として双璧をなす「甲賀」と「伊賀」。両地(現在の滋賀県甲賀市と三重県伊賀市の一帯)に伝わる忍術をまとめた“集大成”の書とされるのが「万川集海(まんせんしゅうかい)」だ。

江戸期の作とみられるこの秘伝書について現代語訳、読み下し文、原文を収めた750ページ近い大作「完本 万川集海」(国書刊行会)が近年刊行された。

著者は、古文書を収集し忍者を研究している山口県の医師、中島篤巳さん(72)で、忍者が水面を移動する際に使う道具「水蜘蛛(ぐも)」の使い方など、通説とは異なる興味深い“真実”も明らかにしている。

中島さんは「江戸時代でも、甲賀と伊賀の忍者は公権力に不可欠な『誇るべき存在』だったことがわかる」と話す。

■「水蜘蛛」はこうやって使う

中島さんが完本のもとにした国立公文書館内閣文庫の蔵本の万川集海は、忍術を伝える22巻と兵法書である「万川集海 軍用秘記」からなる。

22巻の中には、「家忍之事」(第13巻、家の中に忍び込むこと)や「忍夜討」(第15巻、夜襲すること)といった特殊任務から、「登器」(第18巻、壁などを登る道具)や「火器」(第21、22巻、火薬や火を使った道具)などの忍器まで広く紹介している。

万川集海に記された特殊な道具やさまざまな忍術は、現代の研究者だけでなく、忍者に関心のある人にとってもまさに「宝の箱」で、詳しく知れば新しい発見も。

例えば、中央の四角形の板を囲むように4枚の板を円形に組み合わせた「水蜘蛛」と呼ばれる水器。

水蜘蛛を2つ用意し、中央の板に足をのせて忍者が水面を歩く想像図を見たことがある人もいるだろう。

現代ではテレビで水面歩行に挑戦するシーンも見られるが、ほとんどは沈んで失敗に終わり、かねて実用性が疑問視されていた。

万川集海にも、水蜘蛛の外径を「二尺一寸八分(約65センチ)」にすることや、中央の板に「牛皮」を敷くことなど細かい記載があるものの、使い方の説明はない。

しかし中島さんが収集した別の古文書には中央の板に「座る」と書かれており、中島さんは「一つの水蜘蛛に座り、足に『水掻(みずかき)』をはいて、水面を進んだのでは」と推測する。

このように使うと安定して座ることができ、「水面で弓を使ったり、鉄砲を撃ったりすることも可能なはず」と中島さん。

よく知られた想像図にあるような使い方とはずいぶん違ったようだ。水掻は「万川集海」でも水蜘蛛のすぐ後に紹介されており、足をかくときだけ二重になった板の後ろの部分が開き、水をかくことができるという(図の右を参照)。

オリーブオイルの大量使用は

オリーブオイルの大量使用は人体に極めて危険…間違った食の知識、スーパーに偽物蔓延

2017/03/28(火)

今月、テレビ番組『ZIP!』(日本テレビ系)内の料理コーナー『MOCO’Sキッチン』における速水もこみちの“オリーブオイル大量使用”に対し、視聴者より放送倫理・番組向上機構(BPO)に苦情が寄せられていたことが明らかとなった。
 
同コーナーはオリーブオイルが多用されることで知られており、過去には1品の料理に1瓶丸々使用することもあった。

また、速水は自身でオリーブオイルのプロデュースも手がけており、「コーナーで毎回のように大量のオリーブオイルを使用することで、自身のビジネスにつなげており、出演番組を金儲けに利用している」(テレビ局関係者)との批判の声も聞こえてくる。

気になるのは、健康というイメージも広まっているオリーブオイルだが、速水のように大量に使用することは健康を害さないのかという点である。

そこで今回は、『「隠れ油」という大問題』(三五館)の著者で植物油研究家の林裕之氏に解説してもらった。

■健康効果に疑問

オリーブオイルはヘルシーでおしゃれな油として人気があります。

地中海地方の人々に心臓病が少ないのは大量に消費するオリーブオイルの効果だとする説が広まり、オリーブオイルが大ブームとなって世界中で品薄状態だそうです。

しかし、この人気のオリーブオイルにも、さまざまな問題があります。

オリーブオイルの主成分はオレイン酸(オメガ9脂肪酸)で、50~80%の高率で含まれています。

このオレイン酸は、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らし、脂質異常症や動脈硬化を防ぐ効果があるといわれています。

これが心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの心血管疾患の予防に役立つといわれる根拠となっています。

しかし詳しく分析した結果、魚介類を中心に野菜やナッツ類、フルーツをたっぷりと摂る伝統的な地中海食が良いのであって、オリーブオイルだけに健康効果があるわけではないとわかってきました。
 
魚介類を多く食べる人には、心臓病や脳卒中などの心血管疾患障害が少ないことが複数の調査から定説となっていますので、地中海食もオリーブオイルだけではなく、むしろ魚介類に含まれるDHA、EPAなどのオメガ3脂肪酸の効果だととらえるほうが理にかなっています。

そもそも、オレイン酸は肉などの飽和脂肪酸から体内で合成されるので、必須脂肪酸ではありません。

栄養バランスの取れた食事をしていれば、わざわざオリーブオイルから摂る必要はないのです。

光速の5分の1を実現

光速の5分の1を実現 史上最速の“光子帆船”を隣の恒星系へ送る 生命発見と成るか

2017/03/28(火)

シリコンバレーの大富豪の資金援助によって、太陽系に最も近い恒星ケンタウルス座アルファ星に探査機を送り込む「ブレークスルー・スターショット」という計画が持ち上がっている。

聞き慣れない名前の星だが、南半球に行って夜空を見上げればすぐわかる。

南十字星の比較的近くにある、ひときわ明るく輝いている星だ。

■太陽光を利用する帆船型

太陽系の隣の星といっても、光が宇宙空間を時速約11億キロメートルで走って4年以上かかる。

文字通り天文学的な距離だ。火星や木星などを調べる従来型の探査機では何百年かかってもたどり着けない。

これまでとは根本から違った設計思想で探査機を作る必要がある。

計画によると、探査機の本体は指でつまめるほど小さなコンピューターチップ。

これに一辺が4メートルの正方形の帆を取り付ける。

帆の一方の側は反射膜になっていて、地上から強力なレーザー光を当てて反射させることによって推進力を得て光速の20%まで加速する。

このタイプの宇宙船を宇宙ヨットという。風を受けて走るヨットになぞらえた名前だ。

この人類史上最速の探査機なら、約20年でケンタウルス座アルファ星に到達できる。

巨額の費用が調達できて開発も順調に進んだとして、宇宙に飛び立つのは2040年代半ばになるが、その手本となる宇宙船はすでに2010年に地球を出発、太陽光を帆に受け、はるか彼方(かなた)の惑星間空間を現在も加速を続けつつ航行している。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が建造した宇宙ヨット「イカロス」だ。

イカロスはブレークスルー・スターショット計画の技術開発のいわば出発点になる。

有力な探査候補地も浮かび上がってきた。ケンタウルス座アルファ星は肉眼では単独星のように見えるが、実は連星だ。

さらにこの連星は、少し離れたところにある肉眼で見えないほど暗い赤色矮(わい)星プロキシマ・ケンタウリとも重力的に結びついていて、全体として三重連星を構成している。

この赤色矮星に、地球に近いサイズの岩石惑星とみられる惑星が昨夏、見つかった。

しかもこの惑星の公転軌道は惑星表面で水が液体の状態を保てる程度の領域に入っており、生命を宿しうる可能性がある。

天才物理学者のホーキング博士らビッグネームも顧問に名を連ねるこの計画、本当に実現するのだろうか?

多くの専門家は見込み薄とみるが、実にエキサイティングな構想であることは事実だ。

太陽が15日連続で活動してない!

「太陽が15日連続で活動してない!」 NASAがガチ発表 今の寒さは“ミニ氷河期”の前触れ

2017/03/28(火)

桜の開花シーズンが到来する中、東京では27日に最高気温7℃を観測するなど真冬並みの寒さに襲われているが、もしかしたらこの寒さは「氷河期突入」の合図だったのかもしれない――。

■太陽が2週間も活動していない緊急事態

英紙「Daily Mail」(3月22日付)によると、NASAの太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)」が太陽活動の停滞を観測。

なんと、3月7日~22日の15日間連続で太陽黒点がゼロだったというのだ!

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太陽黒点は太陽活動の指標とみられ、活動が極大化すると多くの黒点が出現し、極小化すると激減する。

黒点の減少がすぐさま太陽活動の終焉を意味するわけではないが、「氷河期」が着々と近づいている証拠と科学者らは見ているようだ。

これまでの予想では、次の停滞は2021年頃とみられていたが、今回は大幅に早まる形となった。

15日にもわたる活動の停止は2010年の4月以来だという。

「Spaceweather.com」によると、今年に入ってからすでに27日もの「太陽黒点ゼロ日」があるとのことだ。

2016年は年間で32日、2015年はゼロだったことを考えると、異常なペースで太陽活動が弱まっていることがはっきりと分かる

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太陽には11年周期のサイクルがあり、現在は2008年から始まった「サイクル24」と呼ばれる活動周期に入っている。

2016年6月4日には4日間も完全に黒点が消失し、太陽がここ100年間で“最もおとなしい時期”、つまり太陽活動が停滞期に近づいている証拠だとされ、数年の間にさらなる黒点の消失がみられると予想された。

そして今回、2週間以上にわたる黒点の完全消失が続いたため、本格的に「ミニ氷河期」が近づいていると考えられているのだ。

■氷河期がもたらす被害

以前トカナでも報じたが、英ノーザンブリア大学のバレンティーナ・ザーコバ教授らが、厳密な数学モデルを用いて太陽活動のデータを分析したところ、2030年までに太陽の活動が現在の60%まで減少し、97%の確率で地球が「ミニ氷河期(小氷期)」に突入することが判明している。

2021年とみられていた停滞期が4年も縮まったことで、氷河期の到来も早まるかもしれない。

その場合、北半球を中心に大きな影響がでることが予想されるが、ザーコバ教授によるとオーロラ観測には最適の時期になるという。

「太陽活動の停滞期には、太陽と惑星間の磁場が弱体化し、銀河宇宙線への防壁が弱まります。これにより、多くのエネルギー粒子が地球の大気に降り注ぎ、オーロラ現象となります」(ザーコバ教授)

オーロラ好きには朗報かもしれないが、ミニ氷河期といえどもそう悠長に構えてはいられない。

太陽黒点数が著しく減少した「マウンダー極小期」(1645年~1715年)に伴う小氷期は、北半球に甚大な被害をもたらしたことで知られている。

当時の資料によると、テムズ川やオランダの運河・河川では一冬の間完全に凍結する光景が頻繁に見られ、飢饉が頻繁に発生するようになり(1315年には150万人もの餓死者を記録)、疾病による死者も増加。

アイスランドの人口は半分に減少し、グリーンランドのヴァイキング植民地は全滅。

日本においても東日本を中心にたびたび飢饉が発生したと伝えられている。

さらには、本格的な氷河期に突入する可能性を指摘する研究者も存在する。

英サウサンプトン大学のシブレン・ドリファウト教授は、5%の確立で海流循環がいきなり停止し、突如として「氷河期」が到来する可能性があると、驚きの発言をしている。

このように人類は常に滅亡の縁に立たされているのだ。

太陽や海流が相手となっては我々に打つ手はない。

ただただその時が来ないことを祈るしかないだろう。

日向洞窟遺跡

日向洞窟遺跡

2016年9月13日

局部磨製石斧を発掘 「東北では珍しい」 /山形

国史跡の「日向(ひなた)洞窟遺跡」(高畠町竹森)を調査した東北芸術工科大東北文化研究センターは10日、縄文時代草創期(約1万6000〜約1万1000年前)の局部磨製石斧(せきふ)と矢柄(やがら)研磨器が1点ずつ見つかったと発表した。東北地方で見つかるのは珍しいという。

同遺跡から西側約150メートルにある休耕地の地表を2メートル掘り下げた地点で出土した。

先端部のみが磨かれた局部磨製石斧は縦10センチ、横5センチ。長方形に近い矢柄研磨器は縦2センチ、横1・5センチで、矢の中央部分を磨く道具と考えられるという。

一帯には14カ所で居住跡や局部磨製石斧などが見つかった洞窟が存在しており、縄文時代では国内最大規模の遺跡とされる。

調査団の団長を務めた長井謙治・同大歴史遺産学科専任講師は「当時の人間が頻繁な活動をしていたことが推測できる。具体的に何をしていたかや、道具を用いて何をしたのかは不明で、今後の研究課題」と話した。

「寄生税」に反発

ベラルーシ、反政権デモの市民1000人拘束 年間労働日数183日を下回る国民に課税する「寄生税」に反発

2017/03/27(月)

ベラルーシの首都ミンスクなどで25日、反政権デモを行おうとした市民多数が警察に拘束された。

人権団体「ビャスナ」のベリャツキ代表はAFP通信に対し、拘束者は約1000人と語った。

ルカシェンコ政権が導入した、失業者に新税を強いる制度をめぐり2月から反政権デモが続いており、緊張が高まっている。

当局は25日のデモを許可しなかったが、集まるデモ参加者を警察が次々拘束した。

独立系メディアの映像では、デモ封じ込めのために街頭に多数の機動隊が展開した。

拘束者は順次釈放されているが、各地の人権団体の事務所が捜索され、外国人も含め関係者が拘束された。

ビャスナは「機動隊が扉を破壊した。(メンバーらは)床に顔を押し付けられ、動くなと命じられた」と暴力的な拘束を強く非難した。

ベラルーシは2015年4月の大統領布告に基づき、年間の労働日数が183日を下回る国民に課税を始めた。

これは「寄生者税」と呼ばれる。

「生活保護の支給を減らすのが狙い」(外交筋)だったが、経済的に結び付きの強い隣国ロシアの景気低迷の影響を受け失業中のベラルーシ国民は少なくない。
こうした人々の怒りに火を付けた。

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失業者に生活保護を与えず逆に課税して金を取る法律だな

付け焼刃の政策で民衆から反発が起きたとも受け取れる

寅さんの妹「さくら」の銅像完成

寅さんの妹「さくら」の銅像完成 柴又で除幕式

2017/03/26(日)

映画「男はつらいよ」の主人公・寅さんの妹のさくらの銅像が東京・葛飾区の柴又に完成し、25日に除幕式が行われました。

除幕式は、映画「男はつらいよ」の舞台で主人公・寅さんの銅像が立つ東京・葛飾区の柴又の駅前で行われ、地元の商店街の人や多くのファンが駆けつけました。

そして、山田洋次監督と寅さんの妹、さくらを演じた俳優の倍賞千恵子さんが幕を外し、さくらとほぼ等身大の銅像がお目見えしました。

銅像は、旅に出る寅さんを見送るさくらをイメージして作られていて、故郷を振り返る寅さんの銅像の視線の先に設置されています。

銅像の台座には、さくらの銅像を造るにあたって山田監督が考えたさくらと寅さんの別れの場面のシナリオが記されています。

山田監督は「寅さんの銅像ができたときから、さくらにも居てほしいと思い続けてきました。さくらの銅像ができ、とてもうれしいです」と話しました。

倍賞さんは「私の分身みたいで感動しました。さくらと寅さんの2つの銅像を見に、多くの人に柴又を訪れてほしいです」と話していました。

81歳“伝説の女スリ”

生活保護断られての再犯か 81歳“伝説の女スリ”の悲しい現状

2017/03/26(日)

先月、さいたま市内のデパートとスーパーをはしごし、女性客のバッグから財布を盗んで現行犯逮捕された“前科19犯”伝説の女スリ師、別部(べっぷ)やい子被告(81)。その別部被告の常習累犯窃盗の裁判が24日、さいたま地裁(古玉正紀裁判官)で開かれ、懲役4年8月(求刑懲役6年)の実刑判決が言い渡された。

腰も曲がっておらず、しっかりした足取りで証言台に立った別部被告は「“この財布があれば今日の買い物が助かる”と思ってやった。自分も年なのに年の人から取ってしまい申し訳ない」と起訴内容を認めた。

中学卒業後は縫製工として働いたが、スリに手を出し、全盛期は「チャック付きでもどんなバッグからも財布を抜き取ることができた」(供述調書)ほどの腕前で、捜査員で知らぬ者はいない有名スリ師だった。

だが、年のせいか“精度”は落ち、ここ10年は3回の懲役刑でほぼ刑務所暮らし。今回も出所からわずか2か月での逮捕だった。

弁護人から「裁判のたびに『二度としない』と誓ってきたのでは」と突っ込まれると「今までは若かったが、(今は)留置場も若い人ばかりで自分が恥ずかしい」とこぼした。長い刑務所暮らしで、ほとんど会話もないのか声が極端に小さい。

生活保護を断られたことも事件に影響したようだ。「札幌(刑務所)から新幹線で東京に来て、行くところがなくて孤独というか。役所では、所持金が60万円あったので『今は生活保護を受けられないので金がなくなったら来て』と言われた」。アパートに落ち着いたのもつかの間、気づけば所持金は10万円に。生活不安から「財布1つくらいなら分からないかな」と魔が差したという。

ケースワーカーは「アパートを借りてから申請に行けば通ったでしょう。親切なワーカーなら『お金を使って来てください』と言うんですけどね。本当は刑務所が福祉事務所まで引き継ぎしてサポートするべき」と指摘。

伝説のスリ師も高齢犯罪者がなかなか抜けられない負のスパイラルに陥っていたようだ。

籠池泰典氏の証人喚問から学んでおきたい

籠池泰典氏の証人喚問から学んでおきたい「3つの教訓」

2017/03/25(土)

日本中がテレビの前に釘付けになった「籠池証人喚問」。大人力コラムニストの石原壮一郎氏は、「大人として気をつけたい3つの教訓があった」と語る。

 * * *

安部首相や昭恵夫人を応援している人も毛嫌いしている人も、どちらにとっても「何を言い出すのだろう」と手に汗握る展開でした。

3月23日に参議院と衆議院の両方で行なわれた、森友学園理事長・籠池泰典氏の国会証人喚問。いろいろな争点について、与野党それぞれの議員がそれぞれの立場から質問をぶつけました。

昭恵夫人からの寄付があったのか、稲田防衛大臣とは仲良しなのか、国有地の払い下げや学校設立の認可の過程で、誰がどう関わったのか。

真相はよくわからないし、おそらくずっとうやむやのままでしょう。結局は、けっして清廉潔白じゃない同士が、泥をなすり合っている構図に見えます。

どっちの泥のほうが汚くなくて、どっちの味方をしたほうが賢そうに見えるかという虚しい議論に、ドヤ顔で参戦しても仕方ありません。

やじ馬はやじ馬らしく、せっかくの面白い見世物から何を学べるかを考えることにしましょう。

人生や政治生命を賭けて必死で戦っている当事者にしてみたら、何をノンキなことをと怒られそうですけど、関係ない人たちがネットなどで目を吊り上げて議論するのも、しょせんはノンキな行為という点では似たようなものです。

どっちの味方でもないと前置きしつつ、今回の「籠池証人喚問騒動」から、大人として覚えておきたい教訓を見い出してみました。この3つです。

1.人は同じものを見ていても、望む方向で受け止め方が180度変わる

証人喚問のテレビ中継を見ながらツイッターなどのSNSをのぞいていたところ、同じ質問者に対して「こいつ、グダグダだな」という声もあれば「さすが、鋭く切り込んでるな」という正反対の声もありました。全体の印象も「安倍首相側がいよいよ追いつめられた」と言っている人もいれば、「籠池のおっさんのうさん臭さが浮き彫りになった」と言っている人もいます。

同じものを見ても、人によって受け止め方がまったく違うんだなと、あらためて思い知らされました。人間が抱く印象なんて、しょせんその程度のもの。身近な人に対する評価やトラブルに対するジャッジも、別の角度から見たらまったく逆の結論になるかもしれません。「自分の考えや気持ちなんてアテにならない」という謙虚さを常に忘れないようにしましょう。

2.発言にことわざを織り交ぜると、余裕や自信があるように見える

昨日の証人喚問で、聞いたときは思わず吹き出してひときわ印象に残ったのが、籠池氏の「事実は小説よりも奇なりであります」という発言。

民進党の枝野幸男議員が「昭恵夫人がわたしたという100万円は、籠池氏側が講演料として用意していたものだろう」と言っている評論家がいるが、どうなのかと尋ねたところ、こう前置きして「私が申し上げていることが正(ただ)しゅうございます」と答えました。

籠池氏の言うことが真実かどうかは、まだわかりません。それはさておき、証人喚問という緊迫した状況で、発言にことわざを織り交ぜてきたのはビックリでした。そうすることで余裕や自信があるように見える効果は、少なからずあったと言えるでしょう。

このノウハウは、会社生活でも活用できそうです。大事な仕事が予定通りに進んでいなくて、しびれを切らした上司に「あの件、どうなってるんだ!」と詰め気味に尋ねられたら、まずは落ち着いた口調で「事実は小説より奇なりであります」とひと言。続けて「なんと、まだ完成のめどが立っていません」と言えば……余計に怒られますね。

3.どんな場合も「失うものは何もない状態」に追いつめてはいけない

籠池氏の証人喚問が、立場や考え方の枠を超えて興味深いものになったのは、彼がとことん追いつめられていて、もはや「失うものは何もない状態」にあるから。

保身を考える必要はないので、どんな内緒の話でも洗いざらい話せるし、誰かをかばう必要もありません。逆に、嘘八百で誰かを陥れることだってできます。

こういう人間ほど怖い存在はありません。私たちは国会に証人や参考人として呼ばれる可能性はまずありませんが、日常生活でも相手を追い詰めすぎないように気を付けたいところ。

それこそ「窮鼠猫を噛む」ということわざもあります。ミスをした後輩や部下を叱るときも、逃げ道を残しておいてやらないと、破れかぶれになってこっちの悪行やこっそり言った社長の悪口を大勢の前で披露してしまうかもしれません。

籠池氏は、緊迫したショーで楽しませてくれた上に、大人として大切な教訓まで与えてくれました。さすが「教育者」を名乗ってらっしゃるだけのことはあります。この先も、反面教師としての役割も含めて、さまざまな形でさまざまな教訓を与えてくれるでしょう。ただまあ、幼稚園児や小学生に伝えたい教訓は出てこなさそうですが。