アメリカやキリスト教内で未だに論争になる

アメリカやキリスト教内で未だに論争になる「へそ問題」
2017/01/28(土)
2015年11月にアメリカのピュー・リサーチ・センターが公表した調査結果に次のようなものがある。

《アメリカ国民の約6割が、ようやく“進化論派”になった》

ということは“創造論派”がまだ4割もいるということなのだろうか?

「2004年にアメリカのCBSテレビが行った世論調査では、回答者の55%が創造論を信じていると答えていました。

現在ようやく、進化論派が創造論派を逆転したわけですが、それでもまだ10名中で4名は、人間が神によって創造されたという創造説を信じているのです」(宗教ジャーナリスト)

日本人なら、小学生でも胎児は男も女も母親から成長に必要な栄養素を“へそ”から吸収することで成長することを知っている。

ところがキリスト教の世界では、その初歩的生物学知識について、いまも論争が続いているのだ。

もしアダムにへそがあったとすると、人類最初の男性であるアダムは、母親の胎内から生まれたことを意味する。
アダムにへそがなかった場合、彼は神が直接創造した男性だったことを証明することになる。

すでに遺伝学的には『ミトコンドリア・イブ』が、現生人類の最も近い共通女系祖先で、ホモサピエンスのアフリカ単一起源説を支持する有力な証拠の一つとなっている。

このように進化論に準拠すれば、人間にへそがあることは神の創造説を否定する根拠であり、人間は神によって創造されたのではなく、進化してきたということになる。

「有名なミケランジェロによる旧約聖書の創世記。その天地創造を描いた作品のアダムにはへそがあります。

ただ、保守派聖職者が多数を占めていたギリシャ正教会公会議は『へそはない』と決定しています。

それ以降、ギリシャ正教会では、アダムはへそのない姿で描かれるようになりました。

一方、西方教会は『へそは美的だからアダムにはあった』と妙な主張をして、現在も論争は続いています。

プロテスタントの国であるアメリカでは、へそ論争は大きなことではないとしています」(同・ジャーナリスト)

へその歴史こそが人類誕生をひも解く鍵となるのだ。

盗難で行方のわからない仏像・仏画・経典などは580点以上

2017/01/27(金)
盗難で行方のわからない仏像・仏画・経典などは580点以上
・1994年、長崎県壱岐市の安国寺から高麗版大般若経(国の重文)493帖が韓国人によって窃盗

1995年3月に大韓民国指定国宝284号「初彫本大般若波羅蜜多経」に指定

・1998年には大阪府太子町の叡福寺から高麗仏画「楊柳観音像」(重要文化財級)を含む
仏画32点(1億3000万相当)が韓国人窃盗団によって盗難

・2001年9月、愛知県豊田市の隣松寺から阿弥陀如来の極楽浄土を描いた県指定の
重要文化財の高麗仏画「絹本著色観経曼荼羅」など7点(4000万円相当)が盗難され
安国寺盗難事件と同一の犯人が2004年に犯行を認めた。

しかし、行方不明の

「絹本著色観経曼荼羅」は中国の元朝由来のものであるが、韓国文化財管理局によって「日本所在韓国仏書図録」に位置づけられており、韓国大邱広域市寺院が所蔵しており、返還されていない。

・2002年7月に兵庫県加古川市の鶴林寺から「絹本著色阿弥陀三尊像」(国指定重文)
「聖徳太子絵伝」6幅(重文)と「阿弥陀三尊像」1幅(重文)と市指定文化財
「釈迦三尊十六善神像」など8点(約1億7500万円相当)が韓国人4人の窃盗団によって盗難された

・2004年10月、韓国で日本の文化財窃盗を繰り返した犯人が逮捕され、鶴林寺などからの
盗品数は47点(総額3億1000万相当)と自供し、「日本が略奪した文化財を探し出せという
神のお告げにより犯行に及んだ」と語り、韓国で「文化遺産を取り戻した愛国的行動」と賞賛された

・2005年、島根県出雲市鰐淵寺から「紙本墨書後醍醐天皇御願文」など国指定の重要文化財4点を含む、
仏画や経典13点が盗難。韓国人古物商が逮捕された。

・2005年8月3日、愛知県豊川市の大恩寺に仏画「絹本著色王宮曼荼羅図」を盗もうと侵入した
韓国人男性4人の窃盗団が住職を包丁で刺し、強盗未遂事件が発生し、犯人らは逮捕された

犯人は2006年9月22日の福井県敦賀市の西福寺で住職が金属バットで襲撃され、
現金41万円を奪われた事件に関わったことも認め、「文化財は金になる」と白状した。
犯人は在日韓国人向けの求人サイトで報酬1億円以上と共犯者を募集していた

杜子春

杜子春
あらすじ

唐王朝の洛陽の都。西門の下に杜子春という若者が一人佇んでいた。

彼は金持ちの息子だったが、親の遺産で遊び暮らして散財し、今は乞食同然になっていた。

そんな彼を哀れんだ片眼すがめ(斜視)の不思議な老人が、「この場所を掘る様に」と杜子春に言い含める。

その場所からは荷車一輌分の黄金が掘り出され、たちまち杜子春は大富豪になる。

しかし財産を浪費するうちに、3年後には一文無しになってしまうが、杜子春はまた西門の下で老人に出会っては黄金を掘り出し、再び大金持ちになっても遊び暮らして蕩尽する。

3度目、西門の下に来た杜子春の心境には変化があった。

金持ちの自分は周囲からちやほやされるが、一文無しになれば手を返したように冷たくあしらわれる。

人間というものに愛想を尽かした杜子春は老人が仙人であることを見破り、仙術を教えてほしいと懇願する。

そこで老人は自分が鉄冠子(小説『三国志演義』などに登場する左慈の号)という仙人であることを明かし、自分の住むという峨眉山へ連れて行く。

峨眉山の頂上に一人残された杜子春は試練を受ける。

鉄冠子が帰ってくるまで、何があっても口をきいてはならないのというのだ。

虎や大蛇に襲われても、彼の姿を怪しんだ神に突き殺されても、地獄に落ちて責め苦を加えられても、杜子春は一言も言わない。

怒った閻魔大王は、畜生道に落ちた杜子春の両親を連れて来させると、彼の前で鬼たちにめった打ちにさせる。

無言を貫いていた杜子春だったが、苦しみながらも杜子春を思う母親の心を知り、耐え切れず「お母さん!」と一声、叫んでしまった。

すると、仙人が、これは修行だということを明かし、修行は成功し、無事に終わった。

叫ぶと同時に杜子春は現実に戻される。

洛陽の門の下、春の日暮れ、すべては仙人が見せていた幻だった。

これからは人間らしい暮らしをすると言う杜子春に、仙人は泰山の麓にある一軒の家と畑を与えて去っていった。

少女像を設置した団体の正体

釜山日本総領事館前に少女像を設置した団体の正体 日本でも活動する団体「キョレハナ」の裏の顔 崔 碩栄

2017/01/26(木)

キョレハナとは「キョレ=民族、同胞」と「ハナ=一つ」の合成語で「民族、同胞は一つ」という意味だ。

組織の名前から分かるように、この団体を語るときに外すことができないのが「北朝鮮」というキーワードである。キョレハナとは別の言葉で言えば「統一」という意味なのである。
組織の「本業」は「北朝鮮支援」

それは北の住民のための事業か、政権のための事業か?

キョレハナはソウル、仁川、釜山等、全国8カ所に支部が、そして中央組織には11の事業本部が存在する。

ところで、この事業本部の「事業内容」をみるとこの団体の性格が見えてくる。

11の事業本部の中に慰安婦に関わる活動はなく、北朝鮮を支援するための事業に集中している。

次表は11の事業本部の名称とその活動内容である。

【事業本部名称 事業内容】

南北教育協力推進委員会:……….北朝鮮教育施設現代化事業
北朝鮮子ども栄養パン工場事業本部:パン生産設備および原料支援
北朝鮮子ども豆乳事業本部:……..平壌近郊100箇所幼稚園に豆乳支援
北朝鮮麺工場事業本部:…………平壌モランボン麺工場建立、原料供給
ウリギョレ緑林:………………平壌市養苗場建設推進、設備支援
北朝鮮抗生剤工場事業本部:……..金日成総合大学内抗生剤工場支援
キョレハナ大学生本部:…………南北青年学生交流事業支援
統一豚農場事業本部 :………….平壌市に豚農場建立、農場物資支援
平壌歯科病院事業本部 :………..平壌第1人民病院口腔病棟再建築支援
農食品現代化事業本部 :………..平壌にカムジャラーメン工場建立推進
教育文化センター HUE :………..労働者統一教科書制作、平和統一教育への道
2003年に準備委員会を結成、2004年に発足したキョレハナは、北朝鮮の「支援」を理由に毎年幾度となく北朝鮮を訪問、北朝鮮に財政的支援を行ってきた。

2008年には挺対協と共に北朝鮮を訪問し北朝鮮の団体と接触するなど「対北事業」が「本業」といっていいだろう。

ホームページによると2003年から2011年までの9年間に支援した物資だけで総額259億ウォン(約25億円)に相当するという。

もちろん北朝鮮住民を助けるための人道主義的活動を非難するつもりはない。ただ、気になるのは北朝鮮の住民を助けると、北朝鮮でいくつもの事業を行っているような団体が、脱北者や北朝鮮住民の人権、核問題について無関心、あるいは北の政権に賛同しているようにすら見受けられるという点だ。

例えば2016年9月9日、北朝鮮が第5次核実験を実施した時、キョレハナは北朝鮮政府を批判するのではなく、断固とした措置を取るとした韓国政府を非難する声明をホームページに掲載した。

また、北朝鮮の人権問題については、「アメリカの人権基準だけで評価してはだめだ」、「北朝鮮の人権を脅かすのはアメリカによる孤立政策」だとして、北朝鮮を批判するアメリカを批判しているのである。

日本の左翼系市民団体とも連携し

大阪の政権反対集会や沖縄の辺野古も訪問

彼らの「韓国外」活動は北朝鮮だけに留まらない。彼らは日本の団体とも連携し活動している。日本では「同胞一つ」という団体名に翻訳、紹介されているキョレハナは、日本国内のいくつもの団体と交流を持ち、集会などにもしばしば顔を出している。

例えば、キョレハナの大学生組織「大学生キョレハナ」の会員たちは、2016年10月には安倍政権打倒、辺野古基地反対を掲げる大阪の「団結まつり」に日本の市民団体会員たちとともに参加している。この時交流した日本国内の団体にZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)がある。彼らの活動内容は日本の左翼組織、民主主義的社会主義運動 (Movement for Democratic Socialism、MDS)のホームページにも詳しく紹介されている。

ここは中国ではない!

「ここは中国ではない!」=海外の病院で医師が母親を非難、背後にある中国のマナー事情

2017/01/25(水)

2017年1月24日、シンガポールの病院で診察待ちの患者を無視した中国出身の女性が「ここは中国ではない」と医師から非難された問題をめぐり、澎湃新聞が中国の病院で見られるマナー違反を指摘する記事を掲載した。

同メディアが取り上げたのは、高熱を出した幼い娘を連れて病院を訪れた女性の動画だ。

記事によると、女性は薬の服用量について質問しようと再び診察室に入ったが、医師は他の患者を無視して入って来る女性に「ここは中国ではない!」と発言。

双方は言い争いとなり、警察が対応する事態に発展した。

医師の言い分は「もっと重症の患者が順番待ちをしている。自分の問題を確認するためにむやみに診察室に入るのはおかしい」だが、女性の夫は医師が差別的な発言をしたとして反発している。

記事はこの動画を見た人の意見が分かれていることを挙げた上で「動画で前後の状況を知ることまではできないが、この女性の取った行動について言うべきことがある」とし、「中国では診察が終わった患者が診察室に戻って医師に質問するケースは少なくない。

診察を受けている患者のそばで次の患者が待つ例も多いが、海外ではどちらもマナー違反だ」と説明。

さらに医師と診察を受けている患者の間に割って入る行為はその患者のプライバシーにも関わると指摘し、「プライバシーは海外では特に重要視されているが、国内では軽く見られている」と訴えている。

その一例として記事が紹介したのが「妊婦の超音波検査を行っていた診察室内に男性患者が突然入って来てトラブルになった」というケースで、医師によるとこのようなトラブルは少なくないという。

記事は「薬について質問したいのであれば、列に並ばないにしても了解を得てから診察室に入るのが最低限の礼儀」「シンガポールの医師が中国と口にせずにルールを守るよう呼び掛けていたら騒ぎにはならなかったかもしれない」と双方に意見を呈した上で、「『郷に入っては郷に従え』とは決まりを守り、互いに尊重することなのだ」とまとめている。

インドネシア・ジャワ島高速鉄道計画

高速鉄道、中国が資金出し渋りめど立たず。「中国人違法労働者が流入」という噂に嫌中感情噴出…今度は日本に熱視線
2017/01/25(水)

【ジャカルタ時事】中国が受注したインドネシア・ジャワ島高速鉄道計画が、起工式から1年がたっても建設のめどが全く立っていない。日本と激しい受注合戦を繰り広げた中国が資金を出し渋っているためで、インドネシアでは嫌中感情も湧き上がる。当初予定していた2019年の開業は極めて困難な状況だ。

高速鉄道は首都ジャカルタと西ジャワ州バンドン間(142キロ)を45分で結ぶ計画。日本は円借款による新幹線方式を推したが、中国は政府資金が要らないことを強調して15年秋に受注を決め、昨年1月21日には西ジャワ州ワリニでジョコ大統領も出席して大々的に起工式が行われた。

◇広がる嫌中感情

ところが、中国は受注決定後、事業への政府保証がなければ資金を出さないとインドネシア側に伝達。鉄道事業会社幹部は「当初から政府保証が要らないことで合意していたはずだ」と困惑を隠さない。

さらに中国は、土地収用が完全に終わらなければ資金提供しないという条件も突き付けている。インドネシアでは、土地収用が難航するのが普通で、日本企業関係者は「完全な土地収用を資金提供の条件にするのは、『事業をしない』と言っているに等しい」と指摘する。

このため、今も建設予定地では土地を更地にする作業が行われているだけで、本格的な工事は全く始まっていない。インドネシアでは昨秋以降、「大量の中国人労働者が違法に流入している」といううわさがソーシャルメディアで盛んに流され、市民の嫌中感情も噴出している。

◇日本に熱い視線

19年の大統領選で、高速鉄道を再選のための「目玉」にしたかったジョコ政権は、事業に誤算が生じたことから今度は日本に熱い視線を注ぐ。ジョコ氏側近は昨年12月に訪日し、同じジャワ島のジャカルタと第2の都市スラバヤを結ぶ既存鉄道の高速化への協力を要請。日本政府も「基本的に前向き」(石井啓一国土交通相)な姿勢で、共同の事業化調査実施に向けた検討を急ぐ。

ただ、インドネシア政府内では、早くも一部閣僚から「日本に受注が決まったわけではない」と声が上がるなど、意見にばらつきもみられる。高速鉄道でも、日本が事業化調査で先行していながら中国に敗れた経緯もあり、日本政府はインドネシア側の真意を慎重に見極める方針だ。

鳥取大雪

<鳥取大雪>

沿道住民、トイレ貸し握り飯配る
2017/01/24(火)
23日から降り続いた雪の影響で鳥取、岡山両県では幹線道路の数カ所で交通が遮断されるなど、混乱を来した。

車で立ち往生した人たちは公民館などで暖をとり、不安な夜を過ごした。関係機関が車両の移動や除雪作業を急いでいる。

24日午前7時までの24時間降雪量が84センチに達した鳥取県智頭町では、国道373号に身動きできなくなった車が4キロ以上の列をなした。

同県米子市の皆生温泉から大阪に戻る途中だったツアーバスの男性運転手(66)は、米子自動車道が通行止めとなったため一般道を経由して智頭町を通ったが、雪が深く、23日午後7時ごろには大型車のすれ違いが困難になり立ち往生した。

バスには観光客15人が乗車しており、運転手は「見通しが立たないため、お客様に『トイレは行けるか』と言われても返答できなかった。迷惑をかけ、申し訳ない」と話した。

午後11時半ごろ、町総合センターの避難所へ乗客を誘導した。

このバスとは別のバスも立ち往生に巻き込まれた。鳥取市に帰宅するため、23日午後に神戸・三宮から高速バスに乗った農業、徳本修一さん(41)は、約20人の乗客らと一夜を過ごした。

夜中、幼い女の子が熱を出すなど、体調を崩す人もいた。車内には水、非常食などの用意はなかった。徳本さんは「冬の長距離バスは非常時に備える必要がある」と指摘した。

一方、23日夜から立ち往生し、車内で一夜を過ごした男性(26)は「寒くて眠れなかった。早く解消してほしい」と疲れた様子で話した。

身動きできない運転手らに、373号沿いの住民らが自宅のトイレを貸したり、他の住民と協力しておにぎりなどを作って手渡したりした。

この男性も住民からおにぎりとお茶の差し入れを受け、「温かい食べ物で気持ちも和らいだ」と感謝していた。

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H2Aロケット打ち上げ成功

H2Aロケット打ち上げ成功 防衛省初の通信衛星を搭載
2017年1月24日

防衛省の通信衛星「きらめき2号」を載せたH2Aロケット32号機が24日午後4時44分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。

約30分後、衛星を正常に分離し、打ち上げは成功した。H2Aの成功は26回連続。成功率は96・9%になった。

きらめき2号は、防衛省が初めて保有・運用する衛星。これまで使ってきた民間衛星より高速、大容量の通信ができる。画像送信や陸海空3自衛隊の部隊間の直接通信も可能で、一元的な指揮統制に使われる。

防衛省は2020年度末までに3機を打ち上げる計画。

1号が発射場のある南米ギアナへの輸送中に損傷し、昨年7月の予定だった打ち上げが来年に延期されたため、2号が先行した。運用期間は約15年間。

防衛省によると、これまでの民間衛星は音声やファクスなどにしか使えず、部隊間通信にも制限があったため、11年に後継3機の導入を決めた。

すべて運用されると、太平洋からインド洋までをカバーするという。全機の運用終了までの総経費は約2300億円。

なんでも鑑定団・国宝級茶碗に

なんでも鑑定団・国宝級茶碗に陶芸家「どう見てもまがい物」

NEWS ポストセブン 1/23(月)
今年で放送開始から23年目を迎える、テレビ東京の看板番組『開運!なんでも鑑定団』(火曜夜8時54分~)。常時2ケタ視聴率を記録する同局きっての人気番組に、思わぬ大騒動が持ち上がっている──。
〈『なんでも鑑定団』始まって、最大の発見ですね〉

〈国宝になっていたかもしれない大名品です!〉

番組内でこう高らかに宣言したのは、レギュラー出演する古美術鑑定家の中島誠之助氏だ。

昨年12月20日の同番組では、世界に3点しかないとされる中国の陶器「曜変天目茶碗」の“4点目”が新たに見つかったと放送された。

この茶碗を持ち込んだのは徳島県のラーメン店店主だった。“お宝”は明治時代に大工をしていた店主の曾祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫の屋敷を移築した際に大枚をはたいて買い求めたもの。25年以上も押し入れの“肥やし”になっていたが、気になって番組に鑑定を依頼したという。

この世紀の発見を、テレビ東京は放送前から〈番組始まって以来のお宝が大発見される様子が放送されます〉と書かれたリリースを各メディアに配布するなど大々的に告知した。

『坂本龍馬の手紙2通(4000万円)』、『マリリン・モンローが身に着けたイエローダイヤモンド(1億5000万円)』など、過去に番組が発掘した数々の逸品を上回る「驚愕のお宝」の登場に俄然期待は高まった。

放送では、いつものように中島氏が虫眼鏡を用いてじっくりと茶碗を鑑定した。司会の今田耕司が「オープン・ザ・プライス!」と声をかけると、電光掲示板に示された数字は「25,000,000」。

番組最高額(5億円*)にこそ達しなかったものの、鑑定結果にスタジオはどよめきと拍手に包まれた。

【*番組史上最高額を記録したのはドイツで発掘された柿右衛門様式の壺=2005年9月27日放送回だった】

鑑定後、中島氏は「曜変天目に間違いございません」と断言。「信長、秀吉、徳川家康が持ってさらに現代に伝わっていれば、国宝になっていたかもしれない」と解説したのである。

南宋時代(12~13世紀)の中国で製作された曜変天目茶碗は、“星々”を思わせる美しく輝く模様を持ち、「茶碗の中に宇宙が見える」と評される。

完全な形で残るのは世界で3つとされ、すべて日本に現存する。それらはいずれも国宝である。番組放送後、“4つ目の国宝発見”となる大ニュースを新聞各紙は「幻の陶器発見」と相次いで報じた。

だが、この大発見に異を唱える専門家が現われた。窯業で知られる愛知県瀬戸市在住の陶芸家・九代目長江惣吉氏である。長江氏が語る。

「番組を見ていて思わず絶句しました。どう見ても中国の商店街で売っているまがい物にしか見えなかった」

曜変天目の美しさに魅了された長江氏は、製造方法が未だ解明されていない「幻の陶器」の完全再現に親子二代にわたって挑んでいる。

これまで長江氏は中国に28回赴き、現地研究者との交流を重ねてきた。昨年、NHKがその活動を番組で特集したほどの「曜変天目のプロ」である。

その長江氏が鑑定品を「偽物」と判断する最大の根拠は「光彩」だ。

曜変天目茶碗は、鉄分などを原料とする釉薬をかけて焼かれる。最大の特徴は、前述したように茶碗の内側に広がる鮮やかな光彩であり、光と見る角度によって輝き方がガラリと変わる。

徳川家康など時の権力者にも愛でられたとされる逸品だが、今回鑑定された茶碗には「肝心の輝きがない」と長江氏は指摘する。

「そもそも“曜変”とは“光り輝き、変幻する”を意味します。本来、曜変天目の釉薬には天然材料が使われており、焼き方によって色合いが変化して、ブラックオパールのように鮮やかな光彩が発現します。

しかし、鑑定団で紹介された茶碗は変幻する光彩ではなく、単に赤、緑、青などの釉薬がそのまま発色したものに見える。これは東洋的な味わいに欠ける」

鑑定品は色合いから見て、18世紀以降に作られたものだと長江氏は推測する。

「おそらく、ヨーロッパで18世紀以降に開発された陶磁器釉薬用絵具の『スピネル顔料』を塗り付けて発色させたもので、私は描彩天目と呼んでいます。時代からみても宋代の作品ではありません。器の外側に雲のような模様が出ていることも不可解です。国宝の曜変天目には、器の外側にほとんど模様がありません。鑑定品のような茶碗は今も福建省の建窯周辺にある“倣製品工房”で大量に作られており、2000~3000円で購入できます」

中国陶磁考古学・陶磁史の世界的権威で沖縄県立芸術大学教授の森達也氏も「実物を見ていないのでその点は不正確ですが、映像を見た限りでは本物である可能性は低い」と話す。

「鑑定品の裏に記された『供御』という文字について、番組で“将軍が使う陶器に彫る文字”との説明がありましたが、この文字は中国で彫られるもので、日本にある伝世品で『供御』と記されたものを見たことがありません」
※週刊ポスト2017年2月3日号

中国サッカーバブルは終焉

英BBCが中国サッカーバブルは終焉すると報道
2017/01/22(日)
中国のプロサッカー「中国スーパーリーグ」で今年3月のシーズン開始から、1チームのこれまでの外国人枠を大幅7人から5人に、試合に出場できる外国人枠も5人から3人に減らす方針であることが分かった。英BBCが報じた。

これは中国スーパーリーグが移籍する外国人選手を爆買いした結果、昨年は英・プレミアリーグの1億4900万ユーロ(約193億1300万円)を超える推定約1億5500万ユーロ(約200億9000万円)に上るなど巨額の移籍金及び高年俸が支払われているためだ。

今回の外国人選手枠規制で、「中国のサッカーバブルは終焉する」とBBCは報じている。

中国スーパーリーグは数年前から、国外の実力選手を獲得。

この傾向は年々強まり、圧倒的な強さを誇る広州恒大の年間予算は500億円ともいわれる。

このため、他のチームも補強のために、札束を積み上げている、江蘇蘇寧がチェルシーのラミレスの獲得に支払ったとされる移籍金は3300万ユーロ(約42億7700万円)。

河北華夏はローマのジェルビーニョ獲得に1800万ユーロ(約23億3300万円)。

インテルのフレディ・グアリンを獲得した上海申花は1300万ユーロ(約16億8500万円)と大金を投じている。

このほかにも、山東魯能泰山はブラジル王者コリンチャンスからDFジウ(移籍金約11億円)、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が監督に就任した北京国安も、コリンチャンスからMFレナト・アウグスト(同約10億円)を獲得している。

プレミアリーグや各国代表になったスター選手も、中国スーパーリーグの巨額の年俸に魅かれて、中国入りするようになっている。

しかし、このような各チームの巨額投資に待ったをかけようと規制の強化に動いたのが中国サッカー協会だ。

今年初め、規定を改正して、外国人選手枠を縮小することを発表。

各チームの外国人選手数を7人から5人にし、1試合に出場できる選手枠も5人から3人に変更した。

協会は「各チームの中国人選手数を増やすことで、試合に出場できる中国人選手の数が増えることになり、中国人選手が活躍する機会が増える」と規定改正の理由を説明する。

しかし、これを額面通り受け取るファンは少ない。

中国の場合、なにごとも中国共産党が決定することから、ネット上では「中国指導部が現在推進している腐敗撲滅や贅沢禁止令の延長だ。

特に、習近平国家主席は中華主義の国粋主義者だけに、外国人によって、中国のサッカーリーグが乗っ取られているのが嫌なのではないか」や、「習近平は日ごろから『中国がサッカーワールドカップで世界一になるのが夢』とか言っているが、中国人選手重視ではいつまで経っても、中国のサッカーの実力は向上しない」などの意見が書き込まれている。